
アイドルグループ『AKB48』が9日、東京・有明コロシアムで『第2回 AKB48大運動会』を開催し、チーム8が総合優勝した。
2009年10月の大会以来、約5年半ぶりに開催。今年3月のコンサートで発表された春の人事異動後のチーム体制で臨む初のイベント。A、K、B、4、8の5チームが、“結束力”をテーマに、『30メートルダッシュ』、『玉入れ』、『障害物競走』、『1128 メートル持久走』、『ガチンコ腕相撲』、『大縄跳び』、『リレー』の7種目で熱戦を繰り広げた。
第1競技は『30メートルダッシュ』から。若さを武器にチーム4とチーム8が躍動!序盤から先輩チームを突き放す幕開け。『玉入れ』では、“みぃちゃん”峯岸みなみキャプテン(22)のルールギリギリの戦法でチームKが勝利。続く『障害物競走』でも、3レース中2レースを制するなどの活躍を見せ、中間発表ではチームKが1位となった。

そして、『ガチンコ腕相撲』で、腕相撲一家という“しいちゃん”大家志津香(23、チームA)が決勝戦で優勝候補筆頭の“さや姉”山本彩(チームK)を下す。そのまま、チームAが勢いに乗るかと思いきや、続く『大縄跳び』で1位のチームBは85回というチームワークを見せたのに対して、まさかの2回のみという、会場だけでなくメンバーら自身もあ然となる展開に。
そんな競技の合間に各チームにより『大声ダイヤモンド』(チームA)、『転がる石になれ』(チームK)、『初日』(チームB)、『清純フィロソフィー』(チーム4)、『47の素敵な街へ』(チーム8)がそれぞれパフォーマンスも。
最終競技は『チーム対抗リレー』。“じゅりな”松井珠理奈(18)を筆頭に運動能力の高いメンバーがそろうチームKがほかチームを大きく引き離すも、“マリア”阿部マリア(19)がスローモーションのような走りでそれまでのリードを帳消しに。最終的にはチームKは最下位でゴールとなり、チーム8が逆転勝利を収めた。総合優勝を飾ったのは、勝負どころで確実に得点を重ねたチーム8。
この運動会でキャプテンを務めた太田奈緒は「みんなで掴んだ1位です!」と笑みを浮かべた。完全プライベート1泊2日の温泉旅行とソロ曲を勝ち取り、今回参加できなかったメンバーの分まで、チーム8メンバーで喜ぶ様子を見せていた。
一方、最下位はチームA。罰ゲームとして、会場の清掃と撤収作業が決定。それでも、“ゆいはん”横山由依キャプテン(22)は「掃除を通じて結束力を強めたいです」と次期総監督らしく前向きなコメントで締めていた。
※記事内写真は(C)AKS



















