アニメーション『新テニスの王子様 OVA vs Genius10』Blu-ray&DVD発売記念イベントが2月28日、神奈川・横浜のはまぎんホール ヴィアマーレで開かれ越前リョーマ役・皆川純子、手塚国光役・置鮎龍太郎、丸井ブン太役・高橋直純、仁王雅治役・増田裕生、平等院鳳凰役・安元洋貴が爆笑トークを繰り広げた。
“テニプリ”の愛称で親しまれている『テニスの王子様』。U-17(アンダーセブンティーン)全国代表合宿のその後を描いた『新テニスの王子様 OVA vs Genius10』発売記念イベントが昼・夜の2回公演で開催された。
開演時間になると、皆川による越前リョーマの声で生影ナレーションが。「たくさんの人が集まってくれたみたいだね。サンキュー」との声に、場内には黄色い歓声が響く。そして「ガンガン行くよ!」という皆川の掛け声と一緒にキャストが登壇。い皆川は「このメンバーでイベントをやることを楽しみにしていたんです」と、待ちきれなかったのだとか。
これまで長い歴史を持つテニプリシリーズだが、司会を務める置鮎より、今回のOVAシリーズからの参加となる安元へコメントを求めると、「とんでもねーところに来たなと(笑)。もともと原作漫画は読んでましたし、アニメも観ていました。でも最近、凄い技をいっぱいやっているのに、誰も驚かない!普通になってる!みたいな感じで(笑)。これ必殺技扱いだったのに…もうデフォルトなんだなと」と、驚きがあったのだとか。
そんな安元はオーディションを受けた時、「テストが終わって(ブースの方を)振り返ったら、いつもニコニコしているスタッフさんたちが、シビアな顔をしていて…」と、緊張感みなぎるものだったと、しみじみ語った。そのなかで、「オーディションの原稿に(平等院の必殺技の)“パイレーツ・オブ・ジ・アメリカン”と一言だけ書いてあって、『ジャンプSQ.』を読んで知ってはいたものの、どうセリフを言ったらいいのか分からなかった」と苦笑いを浮かべ、大変だった様子を語った。
続けて、OVA第8話で新技ができた丸井ブン太の話に。その話題を振られた高橋が、「ワンダーキャッスル!」と、新技名をポーズ付きで叫び、客席から拍手喝采!すると司会の置鮎がほかの3人にも“ワンダーキャッスル”を促し、皆がポーズ付きで実演!最後は置鮎自身もやることとなり、“ワンダーキャッスル”祭りとなって、観客席は大爆笑となった。
そして『新テニスの雑学王子様決定戦!』と題して、本編や音楽などから出題されるクイズに答えるコーナーへ。司会は置鮎から安元にバトンタッチ。真面目に正解へ向かうかと思いきや、回答者全員が正解そっちのけで笑いを取りに行くことに。増田は、その場にいない柳生比呂士役・津田英佑のことを答えに挙げ、場内は何度も笑いに包まれた。最終的に、置鮎が優勝し、3DSゲーム『新テニスの王子様 ~Go to the top~』と特典のオリジナルクリアしおりを手にしていた。
最後に、安元は、「平等院鳳凰はアクの強い役ですけど、周りの熱量も高いので楽しいです。長く続いている作品なので、そこに入っていけるかプレッシャーだったんですが、ご覧の通り(キャストには)優しい人が多くて、こんなにすんなりと現場に入っていけるということは、なかなかないんじゃないかなって思います。与えて頂いた役を一生懸命頑張ります」と、アピール。
一方、高橋は「これからも天才的な俺たち、まだまだ応援してくれよ!」と声をかけ、置鮎も「これからも油断せずに来い!」と、サービス満点で盛り上げる。そして、皆川から、「『新テニスの王子様』始まってしばらく経ちますけど、魅力的なキャラが増えて、素敵なキャストが増えて盛り上がっていきます」と、アピールしつつ、「これからも俺たちを応援してね。できないようじゃ、まだまだだね」と、締めくくった。
ほか、イベントでは、OVA第4巻の第7話『10球を抱いて眠れ』と映像特典の『放課後の王子様』3話分が上映され、ファンが思い思いに楽しむ様子を見せていた。