俳優・染谷将太（22）が19日、東京・秋葉原の富士ソフトアキバシアターで映画『WOOD JOB!～神去なあなあ日常～』（東宝）映画賞いろいろ受賞記念勝手に祝賀パーティーを矢口史靖監督（47）とともに開き、司会はTBSの杉山真也アナウンサー（30）が務めた。
『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』、『ロボジー』などで数々の青春コメディを世に送り出している矢口監督最新作。都会育ちの少年・勇気（染谷）がひょんなことから、ケータイも圏外でコンビ二もない、“森”で働くことになるという、1人の若者の成長を軸に繰り広げられる爆笑と感動の作品となっている。
本作が第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭でNETPAC賞（最優秀アジア賞）を受賞したり、第38回日本アカデミー賞にて優秀助演男優賞（伊藤英明）、第69回毎日映画コンクールにて男優助演賞（伊藤英明）を受賞。さらには日本ふんどし協会が、ふんどし普及に貢献したプロフェッショナルに贈る『BEST FUNDOSHIST AWARD 2014』にて作品賞を受賞するなど数々の賞を受賞となり、この日は『Blu-ray＆DVD購入者イベント』のはずが、『勝手に祝賀パーティー』に急きょ変更となった。
ラフな格好をして登場した染谷。矢口監督からいきなり、「結婚おめでとう。シンクロ率はどう？『パシフィック・リム』観た人しか分からないと思うけど」と、今年元日に結婚を発表した女優・菊地凛子（34）と先制パンチのようにお祝いされ、染谷はこれにはにかむ姿をみせながらスタート。
本作に登場した子役・升水柚希がスペシャルゲストとして登場し、賞状とトロフィーを2人に授与したが、染谷との思い出について、升水が「（劇中で）染谷さんから叩かれました」と、言い出すと、これに染谷は大焦りで、「台本どおりだからね。でも撮影の後に謝りに行ったらゲームやりながら一瞥してご機嫌斜めだった。ごめんね。名シーンだったから」と、ポンと軽く頭をなでる一幕も。
ゲストは続き、伊藤英明（39）からも手紙が届いて杉山アナが読み上げることとなったが、「染谷くん最近いっぱい出演しているけど、もともといい役者だと思ってけど、また共演してね。次は将太に殺される役でもいいよ」と、高評価しつつも「将太が得意のラップを披露してくれるのでたお楽しみに」と、手紙からムチャぶり。これに染谷は嫌そうな顔をしながらも「♪電車もな～い バスもな～い」と、渋々披露。歌ってみて、「お会いしてから一番のムチャぶりだったと思います。いないのも遠隔操作なのも恐ろしいですね」と、ボヤくと、矢口監督は伊藤を、「人のいいジャイアンですよ。歌声もジャイアンですから」と、その性格を評していた。
そんな感じでイベントはゆる～く進行することとなったが、矢口監督は染谷を見ていて、「トークベタ。声の小ささ、死んだような目を見るたびにちゃんとしろと思っていたんですけど、普段会うときはこのトーンが楽しんです。本当に普通の平たいトーンで接してくるんで、やりやすい。いつまでも僕の好きな染谷くんでいてほしい」と、ホンネもチラリ。
ほかにも、矢口監督は今月12日に開催された『BEST FUNDOSHIST AWARD 2014』に出席したときの思い出を語りだし「矢口真里さんが出ていて、あんな状態なのでメディアの方たちがこぞって『矢口さんどうですか？』と言ってて、何か答えようと思っちゃうんですけど、僕じゃないんだと噛み締めながらでした」と、エピソードを披露して、場内を沸かせていた。
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