『第38回日本アカデミー賞』優秀賞発表会が14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪3F「天平」で行われた。司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞を獲得した女優・真木よう子（32）と俳優・西田敏行（67）が務める。
2年連続となった西田は、「本年度の優秀作品もかなり素晴らしい作品が揃っております。日本映画がだんだん盛り上がってきているなぁということを実感いたします。昨年、私も出演した作品もあったはずですが、選ばれてないのは若干不安に思いますけど、今度の作品では、今度こそ受賞したいという気持ちを持ちながら、司会に専念したいと思います」と、笑わせつつ、抱負を語った。
また、「なかなか会えない友人たちが受賞されていると、この人もくるんだというのが楽しみだし、どんなこと聞こうか、どんな話をしようかと考えるのが楽しみです。吉永さんもいらっしゃるので、（緊張で）口の中が乾く」と、笑わせた。
単独作品を受賞することになった第18回目以降で初の2冠達成。キップのいい堂々とした演技とは打って変わって、緊張からか登壇した瞬間から、口を真一文字に結び、硬い表情でうつむいたり、やや斜め下を向いたりと、正面を見据える回数も少ない真木は、「司会というお仕事なので動揺しております。元々おしゃべりも得意な方ではないので、日本アカデミー賞という素晴らしい式に、ご迷惑をおかけしないよう、自分なりのできる限りの力で頑張っていきたいと思います」と、表情を崩さずに淡々と抱負を。
さらに、昨年との違いを聞かれ、「去年は受賞者で、ドキドキしながら緊張感のある華やかな会場にいたんですけど、今回は、できればやりたく・・・ないと思ってしまうほど・・・緊張と動揺と・・・もうどうしよう。何なんだろうこの制度と、すごい動揺しています」と、苦笑して初めて相好を崩した。
『第38回日本アカデミー賞』授賞式は2月27日、午後4時より東京・グランドプリンスホテル高輪「国際館パミール3F」に開催される。
テレビ放送：日本テレビ系（全国29局ネット）で、2月27日（金）午後9時～午後10時54分まで「第38回日本アカデミー賞授賞式」。
ラジオ放送：ニッポン放送（全国ネット）で、2月27日（金）午後10時～午後11時30分まで「オールナイトニッポンGOLD第38回日本アカデミー賞 スペシャル」。
