NO IMAGE

【紅白リハ1日目】天童よしみ やしきたかじんさん号泣エピソード披露…「見守ってくださっている」

見守ってくださっている
天童よしみがやしきたかじんさんへの思いを語った

 歌手・天童よしみ(57)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。

 19回目の今回の出演。天童が今回歌唱するのは今年1月に亡くなった歌手・やしきたかじんさんの楽曲『やっぱ好きやねん』となる。

 リハでは会場外の記者たちの胸にも届く熱唱を見せていた天童。そのリハについて、「たかじんさんが『俺は紅白には出ぇへんけど、よしみちゃんには歌ってほしいわ』って言ってて、そのことが現実になったので、自分でも信じられないくらい。嬉しい気持ちで歌わせて頂きました」と、喜んでいたそう。

 天童の紅白歌合戦の最初の出場は、1993年のたかじんさんが司会を務める番組の企画だったそうで、2年間の企画を経て天童は紅白に出場。その際に、「たかじんさんが号泣してくれたんです」とエピソードを披露しつつ、「今年1年はそのことを思い出しながら、駆け上がっていく気力というかを持たなきゃいけないと思いながらの1年でした。さらに頑張らなきゃならないなという気持ちでした」と、たかじんさんへの思いが詰まった1年だったそうだ。

 「3年前に約束してるんですが、『よしみちゃん俺の歌、歌ってくれ』と言われてて、その約束がやっと果たせた」と、感慨深げな天童に、記者から「いまたかじんさんへ言いたいことは?」と問うと、「ここまでこれたのも、たくさんの方に支えて頂いたというのはあるのですが、たかじんさんには『ありがとう』って心から感謝しています」と、メッセージを捧げる。

 逆に天国にいるたかじんさんだったら何と言ってくれるかと尋ねられた天童は、「すごい喜んでくれると思います。この歌を歌うのはまさかと思っていらっしゃるみなさまもいると思いますが、見守ってくださっていると思います」と、思いを語っていた。

広告