女優・桐谷美玲（25）が21日、東京・有楽町の交通会館内でファースト写真集『失恋、旅行、パリ。』（講談社）発売記念握手会イベントを限定1200人で開いた。
デビュー10周年を目前にした今年、桐谷初の写真集をリリース。作品の根底には物語が流れており、恋人に振られ、1人、パリへと傷心旅行に訪れた女性の物語を演じる。絶望のどん底にいたなかに、突然新たな恋が出現するという恋心や女心を表現した。本作は初版2万部、イベントの1200人分のチケットも即完という人気ぶりを見せている。
会場には『コーセー』『サッポロ極 ZERO』『NEWS ZERO』『ジェットスター』『武田薬品工業』『ブルボン』『週刊少年マガジン』といった、桐谷に縁のある企業から祝花も届くという、今年の活躍を伺わせるものに。
ブルーのノースリーブドレス姿でイベント前に会見を開いた桐谷。写真集では、失恋のどん底に陥った桐谷が新聞にくるまり路上で寝ているという衝撃的なカットもあったりするため、「いやー、もうって感じですよね（笑）。恥ずかしいかな」と、照れ笑いしつつ、「フォトブックという形はありましたけど、初めての写真集で今までとまったく違うンセプトで、『なんだこれは！？』と、思って見て頂けると思います」と、記憶に残る作品と胸を張る。
「今まで見せたことない顔を見せているのはありますね」という桐谷だが、お気に入りはその新聞にくるまって路上に寝ているカットだそうで、「今回の写真集の中でも、『ゴミになる』というのを象徴しています（笑）」とのこと。その衝撃カットの意味を問うと、「どうしてもパリが楽しめなくて、どんどん心が荒んでいった結果、ゴミになってしまったという感じです。相当な状況になっていると思います。このとき、パリも肌寒い時期で、考えていたのは寒いなって」と、あんまりな状況のため、桐谷による説明も笑いながらで、和やかな感じとなった。
【桐谷自身も衝撃カットの内容はコチラ！桐谷美玲 傷心のパリ路上で新聞かぶって寝転がる衝撃写真！「心が荒んでゴミになってしまった」】
ちなみに、タイトルにかけ失恋から立ち直る方法を尋ねると、「後に引きずらない方だと思うんですけど、友だちにバーっと話したらいいのでは。友だちとオイシイご飯を食べて忘れちゃおうと。ヤケ食いではないですけど、焼肉食べようよみたいな感じですね」と、発散法を。逆に自身の恋を問われると、「時期が来れば。ずっと思っている理想は、年上で引っ張っていってくれる人。私が優柔不断なので『ここ行くよ』とリードしてくれる人がいいです」と、アピールしていた。
さらに、表紙では涙を流しているカットとなっているが、そのときの気持ちは、「とくに無です（笑）。ただ、パリがあまり天気がよくなくて、夕焼けが出るか分からなかったんですけど、撮ると決めた日はたまたま晴れて、それが嬉しくて、『ああ、やってよかった』という感じで。セーヌ川の夕日を見ながらですね」と、景色に感動したというのもあるようだ。
今月16日に25歳になったが、今後については、女優として「これからお母さんの役だったりとか、バリバリ働くOLさんの役だったりとか」と、抱負を語り、「これからはまた自分の中で考えていく年かなと思っています」と、前を向いていた。
「25歳の写真集で、いままで見せたことの無い表情やシチュエーションで撮影しました。いまの桐谷美玲を写した写真集になっているので見てください！」とPRしていた写真集『失恋、旅行、パリ。』は3000円（税別）で好評発売中！
