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鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」

鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」
「巡り合わせに感動した」

 女優・鈴木杏樹(45)が17日、都内で主演映画「ライアの祈り」(監督:黒川浩行/配給:アイエス・フィールド)の完成報告会見に、共演の宇梶剛士(52)、武田梨奈(23)、藤田弓子(69)とともに出席。ヒロインの桃子役を演じる鈴木は「2014年、私たちが今生きていられるのも、昔の人たちが命を引き継いでくれたから、いまの地球が成り立っていると思う。未来の人たちのために何ができるか、5000年後の地球のことを考えるきっかけになったらうれしい」とPR。作品では宇梶演じる考古学研究者”クマゴロウ”との不器用なラブストーリーも展開されるが、「2人のほろ苦ストーリーの裏に流れているのも、いま自分に何ができるか、ということ」と振り返った。

 青森・八戸を舞台に、恋や人生に臆病になっていた主人公・桃子が、人間本来の生き方のエッセンスに満ちあふれた”縄文時代”に触れることで、自身の幸せのカタチを見いだして一歩踏み出して行くハートフルムービー。

「作品の原作を読んで、本当にステキな作品だなと思った。この作品と桃子役という巡り合わせに感動している」という鈴木だが、自分が抱える悩み、コンプレックスを、”クマゴロウ”との出会いによって解きほぐされていく役どころに「桃子の人生を通して自分の人生を考えさせられた。心のヒダというか奥行きが、わざとらしくなく、自然に表現できていたらいい」としみじみ。八戸では実際に縄文時代の遺跡での撮影も行ったそうで、「埋まっている土器のかけらを見て、いま、自分が立っている場所は、何千年前に生きていた人が走ったり笑ったりしていたところなんだと巡り合わせに感動した。命ってつながっているんだなと思った」と想いをこめていた。

 一方、鈴木の恋のお相手となる”クマゴロウ”役の宇梶も「作品と出会って、僕自身の心のヒビや隙間に潤いを与えてもらった。最近、世の中、カリカリイライラしている人が多くて、日本人ってこんなに冷たかったかな?と思うことがある。作品は人が人と下手でもいいから向き合う、というのがテーマ。カサカサを感じることがあったらぜひ、みてほしい」とPRした。

鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」
メーンキャスト

 また、“縄文時代”と”桃子”にのめりこむ”クマゴロウ”にちなんで、自身たちのバカがつくぐらい好きなことを問われると、鈴木は「趣味が水泳で、時間があればプールに行っている。水泳バカ。泳ぐようになって、風邪もひかなくなって健康になった」と意外な一面を告白。”瓦割”CMでおなじみの武田は場内の予想通り「瓦バカ。今年は300枚以上割った。悼みとかはなくて、逆にアドレナリンが出てくる」。意外にも無趣味という宇梶は「毎日しているのは『小説すばる』を読むこと。毎月17日に送られてきて、毎日必ず読んでいる。繰り返し読むと発見があって、自分がわかってないヤツなんだなってことがわかる」と場内を爆笑させていた。

 2015年初夏公開予定。

鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」

 

鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」
鈴木杏樹
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宇梶剛士
鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」
武田梨奈
鈴木杏樹、恋に臆病で”クマゴロウ”とほろ苦ラブ!? 「その裏側にあるものをみてほしい」
藤田弓子

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