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小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」

小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
「ヤマトの旅は困難を極めた」

 声優の小野大輔、諏訪部順一、中村繪里子、郡司幹雄プロデューサーが12月14日、東京・丸の内ピカデリー2で映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』(監督:西崎義展/配給:松竹)大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。

 ヤマトシリーズ最新作となる『星巡る方舟』はイスカンダルに辿り着いたヤマトの帰路を描く物語。無事コスモリバースシステムを手に入れたヤマトは、地球へ進路を向けるが大マゼラン外縁部でガトランティスを名乗る謎の艦隊と出会う…

小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』大ヒット御礼舞台挨拶

 主人公・古代進役の小野は「改めてヤマトに挑戦することができて、そのことだけで純粋に胸が一杯になりました」とビックタイトルに感無量。「ヤマトの旅は困難を極めたんですけど、スタッフ、キャスト、こうして見ている皆さんがこうしてヤマトに乗ってここまでこれた」と感慨深く話した。

 映画の制作はまさにギリギリだったという。郡司プロデューサーは「よくできたな」としみじみと漏らし、「映画の中で古代とかが『諦めないんだ!』と言ってる。試写で観て、そこが一番グッときました」とホッとした表情。諏訪部が「アフレコした段階でかなり絵が入っていなかったので『これ、ヤマト発進できないんじゃないかな』と言われていた」と振り返ると、郡司プロデューサーも「業界で噂になってました。社内歩いてたら自社スタッフに『諦めなよ』って言われました。本当に諦めないで良かった」と苦笑い。小野が「『明日を信じろ!』ですね」と劇中のセリフを叫ぶと、郡司プロデューサーは「納品を信じろ! ですね。本当に感謝しております」と笑顔で語った。

小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
「アフレコした段階でかなり絵が入っていなかった」

 フォムト・バーガー役を演じた諏訪部は「TVシリーズで完全に死んだと思っていた。『死んでないです』と言われていたんですけど、(TVシリーズの)アフレコが終わったと聞いて、これは“出る出る詐欺かな~”と思っていたらこのような形で出させていただいた」とニッコリ。「(ヤマトの)プラモデルが好きで、近所の文房具屋で売っていたのを、親に何度も一生のお願いといって買ってもらってた」と話した。

 同作ではヤマトの代名詞である波動砲を“封印”したことで話題となったが、小野はシリーズを通して成長していった古代に「自分で成長したというより、人に成長させてもらったな。若手を見守れるようになったんですよ。南部とか北野とか、すぐ波動砲波動砲(打ちたがる)。バカかと。『打ちますか?』『待て!』と伝統芸能になっているんですよ」と笑いを誘うと、諏訪部も「危険因子ですよね。『いつものやつ頂戴!』って欲しがってるんじゃないですか」と笑った。

 好きなキャラクターを聞かれると、小野は「新見(薫)さんがすごい刺さる。理知的な美女で、妖艶な感じ。でも一途。ドSといじらしさのマリアージュがミルフィーユのように折り重なっている」と独自の表現を駆使。最後は「ヤマトのことを話していると楽しくてしょうがない。楽屋トークとか半端ないですよ。それってイコール愛だなと思います。みんなヤマトが好きで、みんなの愛に満ちあふれているなと思いました」と締めくくった。

 『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』大ヒット公開中。

小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」

小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
小野大輔
小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
諏訪部順一
小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
中村繪里子
小野大輔と諏訪部順一『ヤマト2199』ギリギリ舞台裏トーク「納品を信じろ!」
郡司幹雄プロデューサー
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