俳優・石田純一（60）とプロゴルファーでタレント・東尾理子（39）夫妻が30日、東京・新宿の明治安田生命ホールで映画『ゴーン・ガール』（監督：デヴィッド･フィンチャー／配給：20世紀フォックス映画）公開記念イベントに登場した。
『セブン』、『ファイト・クラブ』、『ソーシャル・ネットワーク』や『ドラゴン・タトゥーの女』など話題作を次々と世に送り出しているフィンチャー監督最新作。完璧な妻に心優しき夫と、誰もが羨むような幸福な結婚生活を送っていたように見えたセレブ夫婦だが、結婚5周年の記念日、妻が謎だらけの失踪を遂げる。そこから2人の素性などがメディアなどに暴かれていき、とてつもない悪意がその裏に潜んでいたことがあぶりだされていく…、というサイコスリラー作品。石田と東尾も結婚5周年で、くしくも本作の日本公開日となる12月12日が結婚記念日となることから、本イベントにキャスティングされることとなった。
ピンク色のドレス姿の東尾と、タキシードにいつもながらのノーソックスに革靴で現れた石田。さっそく、結婚5周年をMCからお祝いされると、東尾は、「なんとか持ってます」と、石田をからかうようにニヤリ。石田は本作にかけて、「（作品は）結婚5周年の日に失踪するんでしょ？来月の12日が怖いです」と、苦笑いを浮かべた。
イベントでは、石田がどれだけ東尾のことを理解しているのかをゲーム形式で行うことに。1問目のプロポーズの言葉はどうだったのかについてMCが質問すると2人とも「えっ！？」と固まってしまう一幕も見せたり、東尾が嫌いだと思っている体のパーツについて、石田が「嫌いなとこないよ…」と、ポロッとノロケたり、初めて東尾が石田に振る舞った料理をヨーグルトと答えた石田に東尾がちょっぴりご立腹で「今度からヨーグルトばかり出します！」と、コメントが飛び出すなどで盛り上がる。
さらに、スタッフから5周年を記念した特大ケーキを贈られたり、これからも一緒にということで、手錠で2人の腕をつないだりと、2人にとっては記念と思い出に残るものとなった。
囲み会見では、イベント中、石田が女性と食事をすることを連絡入れないことが多いと明かしていたことに、東尾は「実は食事すると、1回も言ってくれたことがない！外から聞くことがある」と、ピシャリ。
そんな文字通りの夫婦漫才を繰り広げつつ、大きなケンカはないという2人。先日、京都に長男・理汰郎くんを連れていったときに電車の時間がギリギリで石田は焦りせかし、東尾は、「子供がいて、そんなに早くできない」と、言い合いになりそうになりかけたそうだが、石田は「あのとき、口答えしなくてよかった。耐えて耐えての忍耐です。忍耐こそが私です」と、いまもうまく行っている夫婦関係の秘訣をかいま見せていた。
また、東尾は11月に入って、自身のオフィシャルブログで、妊娠活動で、一時、着床まで行ったものの、医者からは数値的に見て出産は難しいと告げられたことを数度の更新で明かしていたが、体調を問われると、「元気です。この後はまだ分からないので、来週病院にいって診察してもらって、お医者様と話をしつつ治療方針を決めていきたい」と、話し、「いつか第2子を授かれればいいな」と、前向き。
そのことに、石田は、「（子供が）頑張っているんだろうなと思うと祈るだけですけど、いろんな人から励ましの電話があったんです。（着床のときは）市川海老蔵さんから『おめでとう！』と、お電話を頂きました」と、周囲のさまざまな人から温かいエールがあったことをも明かしていた。
映画『ゴーン・ガール』は12月12日よりTOHOシネマズ日劇ほかロードショー！
