ココリコの田中直樹（43）が11月18日、都内で映画『アマゾン大冒険』（監督：ティエリー・ラコベール／配給：クロックワークス）公開ナレーション録音を行った。
同作は南米のブラジル・アマゾンという世界最大のジャングルを、一匹のフサオマキザルの目を透して描くネイチャードキュメンタリー。構想から延べ6年の月日をかけ、細心の注意と専門家のアドバイスをもとに密林の中に撮影ゾーンで自然な状態の動物たちを生き生きと写しだした作品。
マニアックなまで動物好きとして知られる田中は今作で日本版のナレーターを担当。「すごく難しかったです。どうやったら飽きさせずに引き込んでいけるのか。精一杯の気持ちを込めて読ませていただきました」と話した。
作品について「テンション上がりました。よくこういう作品を作ってくださったな。アマゾンは大きく、四季の変化があってさまざまな動物がいる」と瞳を輝かせ、「ジャガーと見たいという夢があるんです。（作中で見て）背筋が伸びるような感じになりました」と嬉しそう。「ネコ科独特の孤高の動物。ヒョウよりひと回り大きく、そんな動物が急に出てくるとウワッとなる」と瞳を輝かせた。
どんな動物になってみたいかは「食物連鎖をベースで支えていきたいな。植物でもいい。アリでもいいです。死んで土に還って…」と話も尽きない様子だった。田中は「子供がふたりいるんですけど、僕がサメが大好きなので水族館へ連れて行ったんです。水槽の前でずっと話していたら、その晩子供が熱を出して。かなりの高熱だったんです…」と苦笑。「それ以降、人に自分の興味を押し付けるのはやめようと距離を取りましたね」としみじみ話した。
また、この日訃報が報じられた俳優の高倉健さんについて「いち芸人の僕がコメントできるような方じゃない」と断りながらも「ずっと映画を支えていらっしゃった方。一度拝見できればいいなと思ってました」とコメントした。
2015年1月17日角川シネマ新宿、全国イオンシネマ（一部劇場を除く）ほかにてロードショー。
