元AKB48でタレント・河西智美（22）が24日、都内で米映画「記憶探偵と鍵のかかった少女」（監督：ホルヘ・ドラド／配給：アスミック・エース）のPRイベントにお笑いタレント・じゅんいちダビッドソン（39）とともに出席した。
他人の記憶に潜入できるという主人公の探偵にちなんで、誰の記憶に入りたい？と問われると、「いろんな人のなかに入ってみたが、やっぱりいちばんは秋元（康）先生！」と河西は即答。「14歳のときから秋元先生のプロデュースでやってきたが、これだけ一緒にいても、いまだに秋元先生のいいたかったことが半分もわからない。（秋元の）頭のなかがブラックホールすぎる。秋元先生の記憶のなかに入って何を考えているのかわかったら、頭がよくなって、作詞家としてもデビューできるかも」と茶目っ気たっぷりに笑った。
AKB48時代には秋元氏に反発したこともあったそうで、「何回かある。ライブでサプライスで『スクール水着を着ろ』といわれて『嫌です』とか。秋元さんは優しいので折れてくれた。若い頃は嫌とか無理とかよくワガママを言っていました」と若かりし過去の思い出を明かした。
作品は他人の記憶に潜入する能力を持つ探偵が、依頼主の16歳の少女の記憶に潜入するが、その衝撃的な内容に驚き、記憶に隠された過去の秘密を見つけ出し、真相にたどり着こうとするサスペンスストーリー。
この日は、じゅんいちがのっけから「ミランで3点目を決めてからすぐ来ました!」とサッカー代表・本田圭佑（28）のモノマネを披露。その後も本田キャラのまま、本当になんのヒネリもない”無回転なぞかけ”で報道陣をフリーズさせたが、それでも「オレは何とも思ってませんよ」と本田キャラで強気に応戦。そんなじゅんいちのネタに苦笑いの連続の河西だったが、「実は割とツボなんです…」とご満悦の様子。作品については「ドキドキハラハラ、先の見えない展開。ヒロインが美人でキレイすぎて謎めいてみえるので、そのミステリアスさも楽しんでほしい」とPRした。
また、同じくAKB48を卒業した板野友美（23）とは現在もプライベートで親交があるそうで、「ともちんとはいまだにちょくちょくご飯にいく。プライベートで旅行にもいきます。泣きながら相談にのってくれたりするすごいいい子。AKB48時代は悩むことが一緒なのであまり悩みは話さなかったが、卒業したらどうやっていこうかということはよく話していた。AKB48のコンセプトは学校で、卒業してちゃんと芸能活動をスタートするのが目的で、卒業がスタート」と今後に意欲満々。
AKB48の卒業により、恋愛解禁となったが、「映画を彼と一緒に観にいくのはいいですね。ヒソヒソ話しながら観ると楽しそう。でも、私は映画はお母さんといくのが基本。あとはともちんぐらい。でもともちんは反応がワンテンポ遅くて、いつも私が状況説明をしなければならないので、ともちんとはサスペンスは観にいきません！」。気になる今後の恋愛については、「恋愛禁止ではないので、これからがんばって（相手を）探します」と意気込んでいた。27日公開。
