井出卓也、3rdライブ！内海大輔とのコラボや映像取り入れ本格的なLIVEへ進化！「ココア男。」再結集か|News Lounge

　俳優でTakuya IDE名義でオリジナル楽曲を音楽配信するなど、アーティストとしても活動している井出卓也（23）が8月27日、東京・六本木morph-tokyoにて自身3回目となるワンマンLIVE「GOOD TIMES～Takuya IDE 3rd live」を開催した。

　平日の午後6時スタートという時間帯にもかかわらず、ティーンから女子大生、OL、さらにその上の方々など、幅広い年齢層のファン約200人が詰めかけ、黄色い声援と色とりどりのサイリウムが間断なく振られる大盛況の中、前回同様、DJのTaichi Masterを迎え、現在配信しているソロ楽曲を中心に、ニューシングル「Lucky　Day」をはじめ、17曲を披露。

　今回は「スペシャルな初の試み」として、バックにVJのハロイドが創る映像でラップの歌詞や映像を流し視覚にも訴える。ゲストに2009年に開催された第22回ジュノン･スーパーボーイ･コンテストでファイナリストで、俳優として活躍している内海大輔を迎え、コラボ曲を披露。さらに、イベントのMC中に観客のスマートフォンでの写真撮影が出来るコーナーを作るなど、趣向をこらした演出で2時間ファンを魅了した。

　また、2010年3月に関西テレビで放送された『イケメンデルの法則』にゲストで出演していた、鎌苅健太、鈴木勝吾、細貝圭、RUN&GUNの米原幸佑、井出卓也の5人で結成された「ココア男。」の再結集も示唆するなど、ファンにとっては「スペシャル尽くし」なライブとなった。

　サングラスをかけてかっこよく登場した井出は、「今日のライブが、みんなのラッキーデイになれば」と、『Lucky Day』からスタートし、3曲立て続けに披露。最初のMCで、「夏休み、平日にもかかわらず、こんなにたくさんの人が集まってくれて本当に感謝しますありがとう」と、あいさつ。さらに、「今日のために仕事とか全部やっつけて、今日だけが夏休みっていう人？」というと、「はーい」と、元気な会場からのリアクションに「嘘つきだなぁ」と、苦笑い。

　ラップしながら身体を激しく動かし、ステージも右に左にとギッシリ埋まったファンひとりひとりの顔を確認するように動きまわるため、6曲終わった頃には額や首筋には流れるような汗でビッショリ。「上着脱いでいいですか？」という井出に、「ネクタイも外して」との声。それに井出は、「まだ早いよ。疲れた時にキュキュッとやるのがいいんだろ。知ってんだから」と、女子のハートをキュンキュンさせる“胸キュン”トークで盛り上げる。

　中盤には、「ココアメドレー」から、内海大輔の透明感のある高音と井出のラップがジョイントしたコラボ曲と、内海のソロで、サザンオールスターズのカバー曲「TSUNAMI」をシットリと聞かせてアクセントをつける。

　後半は、来月配信予定の最新曲「カモナ」の後は、ラストスパートで、「vintage」から「Super Star」まで4曲をMCなしのノンストップで駆け抜ける。

　アンコールでは、前回の2ndライブの時に、ファンと共に決めた（？）「卓也コール」が会場を包み、みんなで『Lucky Day』を大合唱して一番盛り上がる。アットホームで一体感のあるライブとなった。

　激しいライブを終えて、「今までは、やりたいことを詰め込みすぎて、ファンミーティングのようなイベント感があった。今回は、配信曲が増えたことで、ライブをやろうと。THEライブというのは初めてでした。今回の目的は、『今日ラッキーな一日だったな、ここに来れて』と、みんなが思ってもらえるものにしたいと。アンコールの最後の曲で、みんなニコニコしていたので、それが実感できて、ちょっと自分でも感動しました」と、満足いくものだった。

　VJを使ってラップの歌詞を文字の大きさを変えて出したり、ゲストを迎えるなど、新しい試みも行ったが、「もっと、VJを使ってわかりやすくしてもいいなぁと思いました。『声だして』と字幕が出たり、ノッている映像が流れたり、わかりやすくて友だちに連れて来られた人でも楽しめるライブにしたいですね。ゲストも入れたらいい風が吹いたので、また、彼（内海大輔）に頼んでもいいですし、別な人にお願いしてもとは考えています」と、手応えを感じ、次に繋がるヒントを得たようだ。

　今年の夏は休みは3日ほどあったそうで、「高校の男友だちと2人で海に行来ました。横浜の方の海が見えるホテルを頑張って取ったんですけど、部屋に入ったらベッドが1つしかなくて・・・。そういえば、受付のお姉さんがメッチャ笑ってたなと。ツインで取ったと思ったらダブルにしちゃったんですよ。それまではパーフェクトだったのに。結局、男2人でベッドに寝ました。お互いに寝返りをうつと・・」と、そんなちょっとした失敗もあった休日だった。

　そして、もう1日は、「a-nation」に出演する予定があったため、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」に行って、フェスを勉強したという。その「a-nation」の感想は、「アウエーで戦うってこんな感じかと、初めて実感しました。とにかく、自分という人間を知って、いかに足を止めてもらえるかでした。野外の開放感が半端なかったですし、ライブが進むに連れて、足を止めてくれるお客さんが増えてくる感動。来年も絶対に出てやろうと思います」と、充電と新鮮な刺激を味わい、充実した夏だったようだ。

　【3rd ワンマンLIVE「GOOD TIMES～Takuya IDE」セットリスト】

　1. Lucky Day
　2. Sokubaku
　3. you-waku?
　ー MC ー
　4. This year’s summer
　5. ring
　6. honesty
　ー MC ー
　7. ココアメドレー　
　8. YOU-TRICK
　ー MC(ゲストin) ー
　9. ミルフィーユ（with 内海大輔）
　ー MC ー
　10. TSUNAMI　(内海大輔)
　ー MC ー
　11. カモナ
　12. vintage
　13. マジックナンバー
　14. イクサイティング・バラッド
　15. Super Star
　EN1. This year’s summer
　EN2. Lucky Day