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COWCOW多田 涙のR-1優勝!優勝賞金500万円の1割は「相方に」

 ピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり』決勝が20日、東京・台場のフジテレビで行われ、『COWCOW』の多田健二(37)が初優勝を果たした。

 6度目の正直で初めて決勝に進出し、史上最多の3612人の中から栄冠を奪取。21日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、多田はトレードマークの伊勢丹柄スーツで登場し、お題の紙を引き、ギャグを連発するという芸風で勝ち抜いた。

 今年の決勝は4人が3ブロックに分かれ、審査員投票で勝ち上がった3人で最終決勝を行うというシステム。『チュートリアル』の徳井義実(36)、芸歴19年のスギちゃん(38)とともに決勝に進んだ多田は、同票だったスギちゃんと決戦投票の末、1票差で勝利した。

 多田は「お客さん、スタッフ…相方に感謝したい」と、相方の山田與志(37)を思い、感極まり、涙。山田は08年から4年連続でR-1の決勝に進みながら、最高位は09年の3位だけに、「相方が4年連続で決勝へ行って負けてると思ったけど、優勝でトントンに」と笑いも忘れなかった。

 中高の同級生で、19年コンビを続けてきた相方は、ネタの設定から協力してくれたという。そんな相方に対し、多田は優勝賞金の500万円を「相方がS-1で1000万円獲った時に1割もらったので、僕も1割の50万円を渡します」と、使い道についてコメントした。

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