アクション女優・武田梨奈(23)が20日、都内で米ドラマ「ディファイアンス」のDVD発売記念イベントにお笑いコンビ・ニューロマンスのおにぎり(37)とともに出席。作品にちなみ、持ち前の美貌は封印し、特殊メイクでエイリアンに扮した顔で登場した武田は、おにぎりの胸部へ得意の蹴り技をくらわすパフォーマンスで報道陣を魅了。「アクションシーンはもちろんですが、かなりの種類のエイリアンがいっぱいいて、物語のなかで家族や愛などもつまっている。これでドラマでいいの?っていうくらいの迫力。男女問わず観てほしい!」と熱烈PRした。
いまから33年後の2046年、エイリアンの棲む地球に降り立った英雄たちの戦いを描くSFサバイバルアクション。
初の特殊メイク体験に「どこまでが自分の顔かわからない。メイクを落とすのがもったいないので、このまま電車に乗って帰りたい」とご満悦の武田は、「いま、戦いたい気分。私もエイリアンと戦ってみたい。武器がない野性的な感じがいい」と勝手に大興奮。「私もエイリアンなんじゃないかな? しゃべっていて、アドレナリンが出てくると、みんなエイリアンになれると思う」とヒートアップした。
頭突きで瓦を割る衝撃的なCMでも話題の武田だが、「(CMは)頭突きは100%でやったことはない。自分も痛い。中にジーンとくる。でもそのおかげでみなさんが集まってくれた」と笑顔。
10歳から空手をはじめた超本格派。並行して中学3年生からはじめたアクションで映画に出演するなど、若手アクション女優の注目株だ。この日も得意のヌンチャクと、おにぎりへの蹴り技を披露したが、「50%くらいの力でやった」という武田の蹴りをくらったおにぎりは、防具付きの重装備にも関わらず、「メッチャ、痛ぇ〜。朝青龍の張り手よりも痛かった」とその衝撃でマットにひっくり返った。
それに、涼し気な顔の武田は「アクション映画のクランクイン前のリハーサルで左腕を骨折したが、ギブスを1週間で外して演技した」「ヌンチャクが顔に当たって、自分的には大丈夫だったが、マネージャーに『一応、病院に行って』と医者に診察してもらったら、失明寸前だった。アドレナリンが出ていると人間、何でもできるんだなと思った」「弟にお腹にパンチを入れてもらっている。ミゾオチに入ってうずくまって、これだ!と思った。痛みに耐えなきゃ勝ち残れない」というある種の”変態”ぶりも。
ちなみに、恋愛については、「年齢は関係ない。好きになればエイリアンでもOK。エイリアンみたいな人いないですか?男性の影がほしいです!ケンカが強いよりも精神的に強い男性のほうがいい」と積極的!?
「叩く人は嫌いじゃないです。あ、変な意味じゃなくて…。自分をイジメるのが好きなのでSかと思っていたが、周りからMと言われる」とドMぶりも明かしていた。
最後に作品にちなんで33年後の自分については「海外の作品に出ていたい。日本の文化を海外に発信したい。日本と海外の架け橋になりたい」と意気込んでいた。
DVDは9月3日発売。税抜価格6800円(4枚組、全12話収録)。