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スガシカオ率いるkōkuaの渋谷公会堂ライブで話題のバンド「klee」!独自の世界でポップスを奏でる

スガシカオ率いるkokuaの渋谷公会堂ライブで話題のバンド「klee」!独自の世界でポップスを奏でる
「klee」

 20世紀初めに活躍したスイスの前衛画家・美術理論家のパウル・クレー。抽象的でありつつも、常に何かを意識して描く独特の表現で、当時の現代美術最前線に位置する画家の1人として知られている。そんなパウル・クレーの名前から由来して2011年に結成された「klee」は、彼と同様、独特な表現で音楽を奏でる注目のポップネスバンドだ。

 独自の浮遊感あるサウンドで注目を集めている彼らの楽曲『sea (live.ver)』が現在、話題の音楽サービス「Frekul(フリクル)」にて、期間限定で無料配信されている。

 壮大で鮮やかな音から始まる楽曲『sea (live.ver)』。心地よいメロディとうまく調和したサウンドに、低音と高音を行き来するボーカルyumiの凛として憂いある伸びやかな声が乗る。打ち寄せる波のようだゆらゆらと揺らめきながら徐々に壮大さを増すサウンドは、空、果てはその向こう側まで突き抜けていく。配信されている曲はライブバージョン。彼らの卓越した生の演奏技術も味わえる。
 
 都内・関東圏を中心に活動するkleeはバンド結成の翌年、1stミニ・アルバム「klee」を全国発売。Sound&Recordings MagazineにAlbum Reviewが掲載。ガーナのカカオ生産地を訪ねた日本の女の子の奮闘記を描いた映画「バレンタイン一揆」挿入歌を担当するなど、バンド起動当初から早くも注目を浴びる。2013年には松任谷由実を始め、さまざまな音楽監督を務めるキーボーディストの武部聡志氏に抜擢され、彼が所属するバンド“kōkua”の渋谷公会堂Liveに出演。またその年の「Tokyo Designers Week2013」に亀田誠治氏の推薦バンドとして出演し、今年には亀田誠治氏が学長を務める亀田大学のサークル部員として認定されるなど、そのポテンシャルは業界でも評価が高い。

 パウル・クレーの作品は、どの芸術ジャンルに属さない独特のものであった。kleeもまた、風景画ようなの視覚的表現を、独自の解釈で音楽に落としこむジャンルレスな存在として、音楽界の最前線を走るに違いない。(津田 聖治)

 【klee】
 yumi(Vo)、nobu(Ba)、hiro(Dr)の3人で2011年結成。2012年に1stミニ・アルバム「klee」を全国発売し、映画「バレンタイン一揆」挿入歌を担当。2013年には音楽プロデューサー武部聡志氏に抜擢され、同氏が所属するバンドkōkuaの渋谷公会堂ライブに出演、またその年の「Tokyo Designers Week」に亀田誠治氏の推薦バンドとして出演。今年には、同氏が学長を務める亀田大学のサークル部員として認定される。

  klee 無料配信ページはこちら(Frekul)

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