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SAKAE SP-RING 2014で注目!“水辺の怪物”バンド「Riverside Creature」

SAKAE SP-RING 2014で注目!“水辺の怪物”バンド「Riverside Creature」
「Riverside Creature」

 名古屋・栄の一帯を中心に、矢場町、上前津、大須、新栄の17のライブハウス&クラブで行われたオムニバス・ライブサーキット『SAKAE SP-RING 2014』。人気若手バンドの熱いライブが2日間に渡って行われ、大盛況の中、幕を閉じた。そんな中、イベントに出演した4人編成ギターロックバンド「Riverside Creature」は、来場した観客の心を掴んだバンドの1つだ。

 そんな彼らの楽曲『unsaid word』が現在、話題の音楽サービス「Frekul(フリクル)」にて、期間限定で無料配信されている。

 10代男女のもどかしくも届かない距離感を描く物語のような歌詞、散りばめるように鳴るディレイの効いたギター、儚くも優しい声で奏でられるメロディー。10代はもちろんのこと、青春時代の淡い恋を通り過ぎてきた大人にも響くものがある。歌詞の内容やメロディーだけでなく、タイトに刻むドラムやメロディーに上手く絡み合うベースラインもこの楽曲の聴きどころだ。

 ギターボーカル2人で掛け合いながら、物語性の高い歌詞を歌う楽曲が特徴の彼ら。2009年に結成後、翌年に自主制作音源『she sighed for riverside』を発売。同年には、『RO69JACK 10/11』一次選考通過や、FM世田谷『MUSIC TRAIN』の12月期OPに選出されるなど早くから注目を浴びる。

 2013年には、全国軟式野球リーグG-LEAGUE×Frekulのコラボレーション企画『Howling Call』で楽曲「君に読む物語」がテーマソングとして起用。同年にはイシバシ楽器が主催する『イシバシバンドコンテスト』MV部門で1位を獲得するなど、勢いに乗っている。

 「涙を流した人にしかみえず そんな人に尽くして涙を奪って いつの間にかその人の目から消えてしまう 川辺の怪物」−−彼らが提示しているバンドのキャッチフレーズだ。Riverside Creatureの音楽は、聴き手の心に持つ“行きどころのない感情”をゆっくり蒸発させるように奏でられる。(津田 聖治)

 【Riverside Creature】
 2009年に、入間川幸成(ギターボーカル)/加治達也(ギターボーカル)/藤田将一(ベース)/五十嵐琢馬(ドラム)の4人編成で結成されたギターロックバンド。2010年に自主制作音源『she sighed for riverside』を発売。ギターボーカル2名で掛け合いながら歌うメロディー、物語調の歌詞をのせる楽曲スタイルで下北沢を中心に、関西、東北地方へと活動の範囲を広げて活動中。

  Riverside Creature 無料配信ページはこちら(Frekul)

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