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中村玉緒、語られざる勝新エピソード初告白「あの指輪を遺してくれてありがとう、パパ…」

中村玉緒、語られざる勝新エピソード初告白「あの指輪を遺してくれてありがとう、パパ…」
勝新と手つなぎは生涯1回

 エンゲージメントな関係の著名人に贈られる「第2回ベストエンゲージメント2014」(エンゲージメント・プロジェクト主催)の表彰式が2日、都内で行われ、カップル部門で女優・中村玉緒(74)、ファミリー部門にフリーアナウンサー・平井理央(31)とその所属事務所代表で実姉の平井真央さん(33)、フレンド部門でプロフィギュアスケーター・織田信成(27)、鈴木明子(29)、フィギュアスケート・村上佳菜子(19)がそれぞれ受賞した。

「七夕は、想いが届く日、大切な人に、大切な気持ちを、告白しよう。」のテーマで7月7日をエンゲージメントデーとするもので、同プロジェクトの普及・PRの一環として昨年から行われているもの。

中村玉緒、語られざる勝新エピソード初告白「あの指輪を遺してくれてありがとう、パパ…」
ベストエンゲージメント!

 夫で故・勝新太郎さんとともにカップル部門に選出された中村は「昨年17回忌をやりました。主人ががん告知を受けた頃、原宿で主人が急に『玉緒、車を停めて!』と言い出して、腕を組もうといって、原宿の町を5分ほど歩いてくれた。手をつないでくれたのはそのとき1回だけ。いつもは私からやっても手を振り払うのにそのときだけは主人から組んでくれた。うれしかった」としみじみと振り返った。

中村玉緒、語られざる勝新エピソード初告白「あの指輪を遺してくれてありがとう、パパ…」
時折、目に涙を潤わせ…

 勝さんとの結婚生活では、会社の倒産など苦しい時代もあったが、「最後は私の宝石もお金に替えなきゃいけないというときに、金庫をあけて全部渡した。なのに、家に帰って来て金庫をあけたら私が母から結婚のときにもらった指輪ひとつだけ置いてあった。主人は忘れたって言って。忘れるわけない。遺してくれたんだって」と生前のハートフルなエピソードも披露。

「やっぱり勝新太郎の妻でよかった。(昔は)借金もあって離婚も考えられないほど大変だったこともあったけど、もし生まれ変わったらまた勝慎太郎と結婚する。あまりにも2人の時間がなかったので、今度は2人で何かをしてみたい」と想いをこめていた。

 また、長男で俳優・鴈龍(49)がいまだに未婚だが、「本当に結婚してもらいたい。年もかなり大きい息子なんで。でも本人に任して信じております。孫が欲しかったが、年がいってしまって今では孫が抱けない。でも、本人が幸せになってほしい」と息子のことには切実だった。

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