アイドルグループ『AKB48』の公式ライバルグループ『乃木坂46』の中田花奈(19)が24日、東京・シネマート六本木で主演映画『デスブログ 劇場版』(監督:仁同正明/配給:チャンスイン)初日舞台あいさつを女優・秋月三佳(20)、モデル・宮原華音(18)、女性アイドルグループ『乙女新党』の高橋優里花(16)、シンガーソングライター・小南泰葉、仁同監督とともに開いた。
『乃木坂46』メンバーが主演する映画3部作の第2弾。ブログに書きこまれた対象に不幸が訪れるというという都市伝説を元に製作されたオリジナルホラー映画となる。
白のワンピース姿で現れた中田。本作への出演が決まった時のことを「ドッキリかと思うくらい、スタッフさんから簡単に言われました。今まで演技の実績とかなかったので、演技のお仕事を頂けてありがたく思いました。主演ということで、ずっと私が画面に映っているんですが、そんなに長く映る存在じゃないって。主演ってこういうことなんだなと思いました」と、自虐を交えて話すことに。
その自虐的な勢いは止まらず、「『乃木坂46』のPV撮影があるんですけど、フロントの七福神とか八福神とかセンターの子がたくさん映るので、こういうメンバーは空き時間が多いんです(苦笑)今回は主演ということで、空き時間が全然なくて、そこに感動しました!」と、少々ネガティブな独特の目線で語り、場内のファンを沸かせることとなった。
演技の部分について中田は「腐女子の役を演じさせていただいたんですが、私自身アイドルオタクなんです。オタク気質の部分は似ていて演技は難しかったけどやりやすい部分があった」とのことだが、男性の役から素の中田を撮りたいということから台本にはない手を引っ張られるというシーンがあったそうで、「何も聞かされず引っ張られることになって、乃木坂の握手会とかでしか、男性に手を触れられるということがなかったので、すごいビックリしちゃいました」と、エピソードを明かすと、ファンから安心したようなため息が漏れていた。
ほかにも『乃木坂46』のファンで以前から中田を知っていたという秋月が2人で盛り上がったり、その秋月へ、3年前にドラマで一緒になったことがある仁同監督から成長を褒められることも。宮原も、「お芝居だけというお仕事が初めてで、普段アクションをやらせて頂いているんですけど、普通の女子高生がすっごく難しくて、周りのみんなに助けられながらでした」と、初々しさを見せたり高橋が「妹役でしたけど、普段はアイドル活動をしているので、すごく楽しくできました」と、ニッコリと笑みを見せ、現場のほんわかした雰囲気を伺わせることとなった。
映画『デスブログ 劇場版』は24日よりシネマート六本木ほか全国順次ロードショー!