俳優・大沢たかお(46)と長澤まさみ(26)が22日、東京・ビルボードライブ東京で『GLOBAL WORK 20TH ANNIVERSARY THE LAUNCH EVENT 2014』に登場した。
ブランド誕生20周年を迎えブランドの原点を見つめなおし、より高い次のステージへと向かい始めたファッションカジュアルの『グローバルワーク』。2人は同社のブランドパートナーを務め4月25日から放送されている世界人に会いに行くCMに出演していることから、今後の同社の新たな旅立ちを祝福するため登壇となった。
この日は、ジョン・ウー監督の最新作『太平輪』のプロモーションのためカンヌ国際映画祭のイベントに参加し、きのう午後6時ごろに帰国してから駆けつけた長澤は「いい経験をしました」と感想を語りつつも「時差ボケで眠いです」と、苦笑いを浮かべることに。
CM撮影のためアメリカのオーランドでバスフィッシャーマン・北嶋一輝さんを訪ねたときのことを大沢は、「スタッフから釣れという無言のプレッシャーがあって、僕がバスを釣らないと話にならなかったんですけど、釣れなくて(苦笑)。忘れられないのが、帰りに北嶋さんがすごく泣くんです。『釣らせることができなくて』って。僕はそっちの姿の方が素敵で、素晴らしい世界人に会えたなって」と、感動のエピソードを。
そんな北嶋さんが幸せと言っていたことに、「僕は街に住んでいて、幸せってなんだろうなというを考えさせられましたね」と、人生を見つめなおすきっかけにもなったようだ。
さらに、船舶免許を持っている大沢は、現地でバスボートも運転したそうだが、「スタッフは苦痛だったと言われました。北嶋さんがルール内ではあるんですが、『飛ばせ飛ばせ』と言われて」と、満喫した姿も見せ、「北嶋さんがこの前、日本に来て、一緒にごはんを食べたんですけど、たまたま結婚された後で、自分だけ取り残されたような気分になりました」と、プライベート面でも刺激になったそうだ。
一方の長澤はフロリダ・マイアミでバレエダンサー・福井かおりさんを尋ねたが、「すごく天気がよくて、癒やされて元気がでいるような街でした」と、気分転換になったよう。
現地で活動するとともに、子どもたちにバレエを教えている福井さんの隣で、長澤もバレエを習ったそうだが、「勇気をもらえて励まされてすごくいい時間でした。緊張が伝わってくるし、その緊張も、私も体験したことがあるような緊張と似ていて、『頑張れ!』という気持ちと、彼女の姿に感動しました」と、心情を明かしていた。
また、福井さんとは同い年だったそうで、「励まし合える同志が増えて嬉しいです」と、世界に友人が増えたようだった。
最後に、大沢は「いろんな人とかに出会えたりして、自分の人生を豊かにしていきたいなと思っています」と話すと、長澤も、「自分がやりたいことに一生懸命突き進んでいる人と言うのは見ていてすごく気持ちもいいし、気持ちもいいし勇気ももらえる。自分が好きなことをしている人なのは輝いているのかなと。自分もまだまだ未熟なので、日々精進して頑張れたらなと思いました」と、感想を述べていた。