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長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白

長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白
長澤まさみ

女優・長澤まさみ(24)が7日、都内で行われたヴォイスキャストを務めたアニメ映画『コクリコ坂』(監督:宮崎吾朗)のDVD&ブルー・レイ発売記念イベントに、宮崎監督(45)とともに出席し、映画にからめて、初恋話を照れながら語った。

邦画興行収入NO.1を記録した、1963年の横浜。とある高校で、老朽化した文化部部室の建物「カルチェラタン」の取り壊し計画が持ち上がる。学生たちを率い、部室棟を守ろうとする少年・風間俊(岡田准一)と、高校に通いながら下宿宿を切り盛りする少女・海(長澤まさみ)との淡い恋と成長を描いたストーリー。1980年に『なかよし』誌上で連載された少女漫画が原作。

主人公の少女・海を担当した長澤は、「子どもの頃からジブリ好きで、日本国民に愛されるアニメの主人公の役を演じるのはプレッシャーだった。子供のころから慣れ親しんできたジブリの世界に入れるのはうれしい」と、主役に選ばれた時の思いを語った。

しかし、実際にアフレコが始まったら、「厳しくダメだし」されたそうで、初めに、海ちゃんのキャラクターの声質を決めるのに、半日かったという。

監督から、「テレビに出ているときの私の声じゃなく、海ちゃんとしてのキャラクターへの声が欲しい」と、言われたそうで、「普通にしゃべると、無愛想な声になりますがいいですか」と、聞いたところ、「それがハマッて、海ちゃんのキャラクターが無愛想になった」と、キャラクターを変えてしまったという。

長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白

これに対して、宮崎監督は、「狙っていたわけじゃない。明るく元気な女の子のイメージの声をイメージしていたんですけど、いざ、アフレコすると、しっくりこない。アフレコっていうのは、イメージを再現してもらうより、役者さんと探っていくもの」と、語った。

1963の横浜を再現するにあたって、苦労した点を聞かれた宮崎監督は、「昭和の資料はいっぱいあり過ぎて困るぐらいなんです。そこで横浜っぽい風景を探していたら、白いひげのおじさん(父親・宮崎駿)が来て、『こうじゃない。コクリコの前は松林があって、麦畑があって』と言うんですよ。『それは、横浜の山手じゃなく、練馬だよ』って言ったら、『横浜じゃなくていいんだ』と言うんですよ。でも(脚本には)山下公園とかいてあるんですよ。そしたら、『当時の資料見てそのまま書くな。あちこちにそうい風景あったろう。それを書け』」というやり取りが親子の間であったと、笑いを交えながら語った。

長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白
日本国民に愛されているアニメの主人公はプレッシャー

同映画は、切ない初恋を描いているが、長澤の初恋は、「中学生ですかね。中学の先輩。静岡県なのでサッカー部ですかね。実らずですね」と、司会者に突っ込まれて、照れながら語った。

主人公の海ちゃんは、自ら告白したが、長澤は、「自分の気持ちを言えないタイプ。勇気を出して、海ちゃんが告白するシーンはかっこいい。好きな気持ちを温めて、温めて、最後、自分の気持ちを伝える姿はかっこいい」と、憧れのキャラクターのようだ。

映画ってこういうふうに作るのかとわかった。やらなくていいなら、やめてもいいかなぁ。一本目の時は素人で、怖いもの知らずでやれた。一回やって、わかったつもりになっちゃっていた。どうもそうじゃない。気が付かせられたのが今回。

最後に長澤は、「この時代だからこそ、純粋、前向きに生きている強い心をもった人たちの姿をみて、今の時代になって力強さを感じ、勉強になった。この作品をみて、日々の生活を考えちゃったよといわれ、自分にとっても、周りの人にとっても、今の自分たちが、ホッしているものが映し出されていた作品で、いい経験になった。これからも、日本の人たちの純粋な前向きな気持ちは大きくなっていく子供たちに感じてほしい」と、PRした。

同DVD&ブルー・レイは、ウォルトディズニー・スタジオ・ジャパンより、3月16日予約開始で、6月20日発売予定。

 

長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白
主人公の海の声を演じた長澤まさみ
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恋愛は自分の気持ちを植えない奥手


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宮崎監督(左)と長澤
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初恋は中学生のサッカープの先輩


長澤まさみ、初恋は中学生!自分からは告白できないタイプと告白
『コクリコ坂』DVD&ブルーレイ発売
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