
アイドルグループ『AKB48』の海外の姉妹グループでインドネシア・ジャカルタを拠点に活動している『JKT48』の“はるごん”仲川遙香(22)、“キナル”デフィ・キナル・プトゥリ(18)、“メロ”メロディー・ヌランダニ・ラクサニ(22)、“シンフィア”シンディ・ユフィア(16)、そして同グループに移籍予定の“チカリナ”近野莉菜(20、チームK)が28日、東京・明治大学内で『「トビタテ!留学JAPAN」留学しよう!トークライブ』にゲスト出演した。
過去15年でアメリカに留学する日本人学生が57%減り、2011―2012年には2万人を割り込むなど、留学自体が減少していることから、2020年までに大学生の留学を6万から12万人へ高校生の留学を3万人から6万人への倍増を掲げる同キャンペーンを展開する。
まずは、本キャンペーン用のCM『トビタテ!フォーチュンクッキー』が公開。これは『恋するフォーチュンクッキー』の替え歌となり、『AKB48』の総合プロデューサーを務める秋元康氏(55)作詞というもので、メンバーがアカペラでつないでいくのが印象的となっている。

近野は、あいさつで『JKT48』へ移籍することに触れ、「インドネシアでの活動は不安もあるんですけど、期待の方が大きいです。今回は、留学を促進するというイベントなので、私と同じように海外に興味を持っていらっしゃる学生さん背中を押すきっかけになればと思っています」と、呼びかけた。
文部科学省の下村博文大臣からは、昨年から活動に協力している仲川を労いつつ、ジャカルタでの生活を尋ねると、「1年ちょっとになりますけど、言葉もできるようになりましたし、最初は、戸惑いとかもあったんですけど、たくさん覚えることが多くて、1年が早かったです」と、すっかりジャカルタの生活に慣れたよう。

学生から、「日本に帰りたいと思ったことは?」と、問われると、仲川は「文化は違うので最初は不安になりましたけれど、毎日覚えることもたくさんあったり、周りで支えてくれるメンバーもいて、ファンの方にも支えてもらいました」と、周囲に感謝しつつ、「文化交流というか、インドネシアの文化を教えてもらったら、日本の文化を教えてあげるという気持ちで頑張っています」と、しっかり文化交流の架け橋になっているそう。
さらに、下村大臣から近野にどんなことで活躍したいかと問うと、「自分でジャカルタに移籍したいと言ったんですけど、自分の可能性を広げたいというのがありました。自分が人として挑戦したいなというのがあったり、『JKT48』がジャカルタと日本を繋ぐ架け橋になればと思って楽しみです」と、抱負を語っていた。
その後、学生らと『トビタテ!フォーチュンクッキー』のダンスを披露し、場内を盛り上げていた。ほか、同イベントにはモデル・森理世が登場した。


















