俳優の玉城裕規(28)が主演を務める舞台『うさぎレストラン』が、19日に開幕した。
ほさかよう氏(空想組曲)を作・演出に迎え、大人向けのダークファンタジーを軽快に描いた作品。物語は、童話『うさぎレストラン』の大ヒットを記念して開かれたイベントに集まった読者の男たちと、内田春菊(54)演じる作家の交流から始まる。楽しいはずのイベントが、作品に対する読者たちの意見の相違から次第に不穏な空気に包まれていく緊張感に、キャストたちが体当たりで挑む。
初日を迎え、主演の玉城は「いよいよかという感じですね。お客様の反応が楽しみです。僕らは、今まで稽古してきたことをしっかりやって、新鮮に生きるだけです」と、意気込みを。鳥越裕貴(22)も「緊張するというよりもワクワクしています。茜として、この作品の中で生きられるよう楽しみたいと思います!」と語り、内田は「(稽古中)大雪が降ったり、いろいろあったので、無事に初日を迎えられて嬉しく思います」と、ホッとした表情で胸をなでおろしていた。
オススメのシーンについては、内田は「ヨーグルトのメーカーを語る野比くん(玉城)のシーンが好きですね」、玉城は「それぞれの読み解きのシーンや、僕と寿里さんのシーンは必見です!」、鳥越は「僕もひとりひとりの読み解きのシーンがオススメですね!」と、それぞれコメント。
最後に、玉城が「ご来場の皆様は、どう思っていただけたのでしょうか? 少しでも心があたたかくなってくれたらな、と思います。千秋楽までキャスト、スタッフ一同、うさぎレストランの世界で精一杯生きていきますので応援して頂けたら嬉しいです」とメッセージを送った。
ほか出演は、浦上晟周、桑野晃輔、久保貫太郎(クロムモリブデン)、二瓶拓也(花組芝居)、佐藤貴史、寿里で、2月24日まで上演された。
この模様は、ニコニコ動画にて3月2日午後7時40分より配信。また、ニコ生連動トークイベントの開催も決定しており、舞台映像を見ながらの副音声的なイベントのため、裏話など作品をさらに楽しめる。