お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵(53)が主演を務める映画『上島ジェーンビヨンド』(監督:マッコイ斉藤/配給:キノフィルムズ)が、4月26日より全国公開される。
竜兵会社長にして、日本のリアクション芸人のトップに君臨する上島は、多数の芸人からリスペクトされ、芸能界でも確固たる地位を確立していた。そんな彼が、5年前に『上島ジェーン』で映画初主演。上島が日々の暮らしの中から抜け出し、後輩芸人の有吉弘行(39)とともにサーフィンに挑戦するドキュメンタリー作品だった。
あれから5年が経ち、第1作目のその後を描いた今作では、再びサーフィンに挑戦する上島と、そこに渦巻く男女の物語、そしてバイオレンスともいえる過激さが加わった極上のエンターテイメント作品に仕上がっている。助演男優には『ダチョウ倶楽部』リーダーの肥後克広(50)、脇を固めるのは、いまや押しも押されぬ女芸人の『オアシズ』大久保佳代子(42)や、『品川庄司』の品川祐(41)、元『AKB48』、元『SDN48』の野呂佳代(30)、元『恵比寿マスカッツ』の安藤あいか(27)、希志あいの(26)らが顔を揃えた。
今回も第1作に続き、日本のテレビバラエティー界を席巻してきた鬼才・マッコイ斉藤(44)がメガホンを取り、音楽プロデュースユニット『Face 2 fAKE』が音楽を担当。さらに、上島が劇中でプロデュースするアイドルユニット『九十九里ッターズ』が誕生するなど、見どころ満載の内容となっている。
それは、有吉の一言から始まった…。「俺は4年前、『上島ジェーン』という映画で、あの荒れ狂う千葉の海で波に乗ったからこそ、今、芸能界の波にも乗れている。上島はあの時、波に乗れなかったから、今でも芸能界の波にも乗れないクズなんだ、もう一回千葉の海にもまれて這い上がってこい！」と。
千葉県志田下で、有吉の挑戦とも激励ともとれる言葉を胸に、上島はあの時失ったもの、つかめなかったものを追い求めて、再び夏の海へと戻ってきた。しかし、あの夏以降、超多忙となった売れっ子の有吉はもういない。そこで、上島のサポート役として、サーフィン素人であり、スケジュールを合わせやすい肥後に白羽の矢が立った。そんな2人を待ち受けていたのは、5年前と変わらないあの志田下の海と仲間たち。そして、上島はまたもや恋をし、何度もトラブルを巻き起こす。そんなことがありながらも、上島は今回こそは本気でサーフィンに取り組もうと、シニアの大会にエントリーするのだが…!?
4月26日より、シネマート新宿ほか全国順次公開。
また、『上島ジェーンビヨンド』の公開を記念し、『上島ジェーン』【低価格版】のDVDが4月16日、1800円(税抜)で発売される。『上島ジェーンビヨンド/オリジナル・サウンドトラック』は4月23日、2315円(税抜)で発売。
