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有野課長「マイティボンジャック」主演も実感なし!「撮影にほとんど参加していない」

有野課長「マイティボンジャック」主演も実感なし!「撮影にほとんど参加していない」
有野課長がお誕生日もお祝いされた

 お笑いコンビ『よゐこ』の“有野課長”こと有野晋哉(41)らが22日、都内で映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』(監督:蔵方政俊/配給:シンカ、ハピネット)初日舞台あいさつに登壇した。

 2003年11月に放送をスタートし今年で10年を迎え、DVDシリーズの累計販売数も50万セットを超える究極のゲーム・バラエティー番組『ゲームセンターCX』。多くのユーザーが“懐かしい”“難しい”“エンディングが見たい”などと感じる伝説のゲームソフトに、有野課長が挑む姿が描かれる。本作は番組10周年を記念してのものとなり、主題歌は怒髪天が『プレイヤーⅠ』を歌う。

 映画主演となった有野だが、「課長自身は何もしておりません」と開口一番宣言し、場内を沸かせると、「映画を観るまで自分が出ているのかすらわからなかった。撮影にほとんど参加していないし、何もしていない。『主演と言われてもなぁ』という感じ」と、ぶっちゃけて頭をかくことに。

 それでも、「6年後の東京五輪までに体を作って、競技種目に『マイティボンジャック』があれば挑戦したい。ロシアとか世界の代表とやりあって『課長が出てきたぞ~!』と恐れられたい」と、気勢を上げた。

 作品では、難易度の高いファミコンゲーム「マイティボンジャック」が繋げた1986年と2006年を舞台に、ゲームを愛する少年・ダイスケの恋模様と有野課長の挑戦を描くものとなっているが、ダイスケ役の吉井一肇(14)は、「公開初日に観に来ていただいてありがとうございます。凄く嬉しい」と声を弾ませながら、『パックマン』のゲーム画面がデザインされた自身のベルトのバックルを見せつつ「タンスの奥から引き出してきました。今日のために捨てないで残されていたようなものだと思う」と運命的なアイテム着用に笑顔を覗かせた。

 一方「用意していたコメントが全部飛んでしまった」(阿部考将)、「悪ガキ3人組の中で一番モテたいと思う男。1980年代は演じたことがないので、難しかった」(松島海斗)、「初舞台挨拶なので緊張しています」とそれぞれがガチガチに語ると、有野から「楽屋で挨拶のシュミレーションをしていたのに、全然いけてないやん!」と暴露され、会場は笑いに包まれた。

 一方、『おはガール』で姉に女優の平愛梨(29)を持つ平祐奈(15)は「おはー!」と元気に挨拶しながら「お姫様の格好をしてはりつけにされたり、貴重な体験をさせてもらいました」と、振り返る。

 さらに、主題歌を担当した怒髪天の増子直純は1986年当時に「マイティボンジャック」をプレイしていたそうで「青春時代のテイストを入れた曲。二つ返事で引き受けさせていただきました。これをやらないなら、バンドを辞める勢いでしたよ」と楽曲に込めた思いを明かし、上原子友康も「ゲーム音やシンセなどの80年代の音楽の好きなエッセンスを入れながら、映画にぴったりな音楽ができたと思う」と、手応えを明かしていた。

 また、蔵方監督が「バラエティとドラマが融合する作品で、前例のない手さぐりで作ったような映画。映画だけではなく、番組のスタッフを代表してお礼を言いたい」と客席に感謝を込めると、すかさず有野は「今の監督の言葉を僕が言ったことに書き換えてください。あんな綺麗な言葉はありませんからね」と、お願いし報道陣も沸かせていた。

 ほかにも、今月25日に42歳の誕生日を迎える有野にサプライズでケーキが贈られ、平から「あ~ん」とされた有野は「祝ってもらうのは嬉しいけれど、人前でやるものではない。こんなに恥ずかしいことはないので、ぜひ新聞に載せてくださいね」と照れながらも喜んでいた。

 映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』は新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開中!

 ■『ゲームセンターCX THE MOVIE』解説&ストーリー
 2003年、フジテレビのCS放送でひっそりとスタートした、有野課長(よゐこ・有野晋哉)が懐かしの家庭用TVゲームに挑戦し、収録時間内にゲームを最終面までクリアし、エンディング画面を目指すという内容で人気番組に上り詰めた「ゲームセンターCX」。これまで多数挑戦してきたソフトの中でも有野課長の記憶に深く刻まれたものがある…。
 1986年、ゲームを愛する一人の少年がいた。彼の名はダイスケ(吉井一肇)。クラスメイトのクミコ(平祐奈)に恋心を抱いているがなかなか前に踏み出せない。クミコに近づくきっかけ作りの為、不良たちに借りパクされたゲームを取り戻すべくダイスケは不良たちに立ち向かう。有野課長の挑戦、更にダイスケの恋の行方は――。

有野課長「マイティボンジャック」主演も実感なし!「撮影にほとんど参加していない」

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