お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦(31)の妻でタレントの福田萌(28)が23日、都内で行われた、映画『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンス主演映画『スノーピアサー』(監督:ポン・ジュノ/配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA)の気象トークイベントに、科学・希少ジャーナリストの大宮信光先生(75)とともに出席した。
福田は、昨年7月に誕生し、5ヶ月になった愛娘の近況について、「あまり泣かないんですけど、私のことを呼ぶようになったり、オッパイ飲みたいときは手を振る。私を笑わそうとするんですよ」と、嬉しそうに語った。
30年前に発表されたフランスのコミック『LE TRANSPERCENEIGE』を原作に、地球温暖化に警鐘を鳴らした近未来SFエンターテインメント。
夫である「オリラジ」のあっちゃんは、「時間が忙しいので限られるんですけど、家にいる時間は、子供と一緒に遊んでくれます。(子供が)夜中に起き出して遊びたがるようになったので、その時には主人が遊んでいます」と、イクメンぶりを明かす。年末年始は、家族で大分の方に温泉に行って、家族水入らずでのんびりしたという。
中田は愛娘を「将来、囲碁の女流棋士にしたい」と、言っているが、先日、中田が子供将棋を買ってきたそうで、「(大きくなったら)やらせるんだ」と言って、いまは1人で打っているというが、中田の腕前は、「『アンガールズ』の田中(卓志・37)さんよりも弱い」と、苦笑い。また、福田は、「落ち着きがないので、碁石投げんじゃないか」と、笑わせた。
それでも中田は、「囲碁の世界から学ぶことはたくさんある。陣地を奪っていくので、自分もレギュラー番組を奪っていきたいと言っていました」と、夫の野望を明かすと、報道陣から、「以前は、レギュラー番組を持っていましたからね」というと、「黒だったのが白になったので、また積み上げていく」と、夫の気持ちを代弁した。
5ヶ月になる子供は、「あまり泣かないんですけど、私のことを呼ぶようになりました。『ててて』と言うと、私が来てくれるのが分かっているんです。オッパイ飲みたいときは手を振る」と、泣いて要求するんではなく、リアクションをかえて要求するという。
さらに、「しゃべるのが好きで、私を笑わせようとするんです。そのときはムリに笑ってます。芸人さんの血も引いているんですかね」と、語った。
「未来を生きる子供たちのために異常気象、地球温暖化を食い止めろ!」と題したトークショーでは、映画の内容にちなみ、科学・気象ジャーナリストの大宮信光に、「なぜ、地球温暖化になると寒くなるのか」と、そのメカニズムを聞いたり、「いつから温暖化が始まったのか」「このまま温暖化が進むと地球はどうなるのか」「防ぐ方法はないのか」と、熱心に聞いていた。
トークを終えて福田は、「怖い映画で、ハラハラが最後まで続く。生きていくという事はどういうこときか強く考えさせられる映画。映画が予言していることが、起こり得ることだなぁと思います」と、映画の感想を述べる。
続けて、「いままでは自分の世代がしのげたら大丈夫と考えていたけど、娘が出来ると、娘・孫と世代で考えるようになりました。無事であってほしい。温暖化も乗り越えている時代になってくれていれば」と、母親として子供たちの世代に心配顔だった。
【ストーリー】2014年、地球温暖化を食い止めるために散布された人工冷却物質は、地球に氷河期をもたらし、永久機関をもつ列車「スノーピアサー」に乗り込んだ人々だけが生き残りに成功する。それから17年後の2031年、地球を1年で一周する“走る箱舟”「スノーピアサー」内では、前方車両に乗る富裕層によって過酷な支配を受ける、後方車両に隔離された貧困層が、平等な社会を、そして人間の尊厳を取り戻すために革命を起こす。
同作品は、2月7日より、TOHOシネマズ六本木他 全国ロードショー