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松山ケンイチ 役に入るにはメイクが必要?声優に苦戦も

松山ケンイチ 役に入るにはメイクが必要?声優に苦戦も
松山ケンイチらが「BUDDHA2」会見に臨んだ

 女優・吉永小百合(68)、俳優・松山ケンイチ(28)、大和田伸也(66)、吉岡秀隆(43)、能楽観世流二十六世家元・観世清河寿氏が10日、東京・銀座の丸の内TOEIでアニメーション映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』(監督:小村敏明/配給:東映)完成披露会見を森下孝三エグゼクティブ・プロデューサーとともに開いた。

 漫画家・手塚治虫が10年の歳月をかけて完成させた人間の生と死の一大叙事詩を描いた『ブッダ』を長編アニメ化。2011年に第1作が公開され、その続編となる本作では、真実を求めるために旅立ったシッダールタが壮大な冒険を経てさまざまな人物と出会い、ついに目覚めのときを迎える姿までが描かれる。主題歌は浜崎あゆみが楽曲『Pray』を提供している。

 前作では非業の死を遂げる女性役だったが、本作では吉岡演じるシッダールタの母親役での出演となり、「吉岡さんとシッダールタと重なっているような気がして、私自身心が洗われるようでした。ご一緒にアフレコができてよかったと思いました」と、吉岡にほほ笑みかける。

 すると吉岡は、吉永の第1印象を語りだし、「スクリーンの中で生きていらっしゃる方だと思ったので、本当に(存在して)いらしゃるんだなあと」と、ほのぼのした発言で場内を沸かせつつ、「『ブッダ死んではいけません』とセリフで言われると、『生きねば』という気持ちになって、ものすごいオーラをくださって、BUDDHAになれたような気がします」と、気遣いしてもらっていたことなどを明かしていた。

 さらに、吉永は「BUDDHA3がをやることになったら松山ケンイチさんのお母さん役をやらせてほしい」と、早くも次作にリクエストをすると、タッタを演じた松山も「吉永さんが僕のお母さんになってくれることを切に願ってます」と、乗っかることも。

 続けて松山は本作へ、「生命の尊さを考えさせられる作品。シッダールタと一緒に暮らしていく内に、前を向いて生きていくことの大切さを知って、最初に考えていた復讐がなくなっていくんですが、この後、その戦争に巻き込まれて、人を殺し、自分も死んでいくという、人間臭いというか、大好きなキャラクターになりました。その役をやらせていただけて、嬉しく思っています」と、熱のこもったコメント。

 俳優と声優の違いを問われると、「何もかも違ったような気がします。衣装を着なかったりメイクをしなかったり。僕の登場するではドラマでは、衣装とメイクが重要な役割のことが多くて、それがないと役になれないというか…。今回はタッタがほとんど服着てないですので、やるわけにいかなくて」と、苦笑いを浮かべ、「セリフを覚えているんですけれど、自分の感じでやろうと思ったら難しくて、監督と、『ここはこういう感じ』でとか、そういう演出を受けながらで、そういう違う部分も楽しめたかな」と、クリエイティブの部分も明かしていた。

 アニメーション映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』は2月8日より全国ロードショー!

松山ケンイチ 役に入るにはメイクが必要?声優に苦戦も

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吉永小百合
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吉岡秀隆
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大和田伸也
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観世清河寿
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