人気アイドルグループ『アイドリング!!!』3号でリーダーの“まいぷる”遠藤舞(25)グループを来年2月14日の公演で卒業することが8日、東京・中野サンプラザで開催された『アイドリング!!!13th LIVE 史上最大!25人の大作戦グ!!!晴れ、時々神』夜公演内で発表され、囲み会見が開かれた。
遠藤はアイドリングをやめることについて、1年以上前からタイミングを見ていたそうで、「決めたのは結構前ですけど、自分のやりたいことを見つけて専念するためと、ずっと卒業というのが、アイドリング!!!はしばらくなくて…、リーダーの私に負担になっちゃった部分があるのかなって。アイドリング!!!は新陳代謝を繰り返して、新しい風が吹くようにって思いまして」と、ときおり涙をこらえるように説明する。
今後やりたいことについては、「夏にソロの方を出させて頂いて、今後は歌の方にシフトをチェンジしていってという形になればいいなと思っています」と、前を向く遠藤。
メンバーには1ヶ月前に話していたそうで、「きょう話してビックリというのもよかったのですが、みんなと思い出を作りたいから、あらかじめ知っていた方が、みんなでナンバリングライブをいいものにしたいという思いもありました」という。
また、元メンバーの滝口ミラ(24)が結婚するなどしているが、卒業後に恋愛は解禁になるのかと問われると、「卒業したからといって、焦らずにいい縁があれば、縁を大切にしていきたい」と、語っていた。
この卒業を聞いた時の反応について、1期生同期の6号・外岡えりか(22)は、「素直に、おめでとうと思いました。そんなにびっくりもせず、みんな順番に抜けていくものなので、卒業というのは悲しいイメージがあるかもしれないですけど、本当は素敵なことなのでおめでとうって思いました」と、祝っているという。
一方の同じく1期生の9号・横山ルリカ(22)は、「正直いうと1期生3人で一気に卒業としてみたかったんですけど、1期生だからこそ、より応援したいなという気持ちが強いので、知っても泣いちゃう子がいると思うんですけど、8年間の付き合いの仲間として笑顔で送りたいと思っています」と、思いを。
そんな遠藤の背中を見て育った2期生の16号・菊地亜美(23)は「正直悲しいというか以下寂しいなというのがあります。でも、まいぷるさんは現実的に考える方なんで自分が決めたことだし応援したいと思います。リーダーに頼り過ぎてたことが分かるので、アイドリングがダメになっていかないように頑張って行きたいですね」と、先を見据える様子も。
20号の大川藍(20)は、「リーダーっていうイメージがあったので、すごい寂しいですし、今後の後輩たちの成長を見守っていってください」と言うと、遠藤は「テレビで見るからね」といい、見守っていくことを誓うことも。
遠藤にあこがれアイドリング!!!に入ったという18号・伊藤祐奈(18)は、「同じ事務所になれたことも嬉しかったんです。残りの時間まいぷるさんの背中を見て、笑顔で送り出したい」と言いつつも、寂しげな様子を見せることも。
28号・石田佳蓮は、途中しどろもどろになり、ほかのメンバーからツッコミを入れられながら、「優しくて、好きだったんですけど、これからどうやってまいぷるさんが卒業していくのか見届けたい」と話す。
一番新しくは入った33号・橋本瑠果(14)はこれまでの先輩のやりとりを見ていて、感極まって号泣。「悲しいけど、まいぷるさんのやりたいことをやってもらって、応援していきたいです。活躍を応援したいです!」と、涙ながらに言い切り、これにはほかのメンバーもわたわたさせる一幕もあった。