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モト冬樹プレイボーイぶり健在!「10代、20代の子は全然あり」

モト冬樹プレイボーイぶり健在!「10代、20代の子は全然あり」
モト冬樹が87歳から若返りもう一度女性と恋に落ちていくことも

 俳優・モト冬樹(62)、おりも政夫(60)、女優・山本陽子(71)、愛華みれ(48)、元『AKB48』の“なっつみぃ”こと松原夏海(23)が2日、東京・亀戸の亀戸文化センター・カメリアホールで舞台『あるジーサンに線香を~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~』(演出:中村金太)ゲネプロを開いた。

 原作は東野圭吾の短編作品『怪笑小説』で昨年春、好評だったことを受け再演。87歳の老人・佐川照男(モト)が医者の実験台になったことから60歳、40歳、20歳とどんどん若返っていき、次々と若い女性と恋に落ちていく。その様子を25年前に亡くなり突如ゴーストとして現れた妻・扶美(山本)が見守っていくのだが…。名作『アルジャーノンに花束を』をオマージュしコメディー化した感じの作品となっている。

 ゲネプロを前に舞台衣装で囲み会見が開かれ、モトは「80歳から20歳までやるけど、とくに若いときがくたびれる。老体にムチ打ってますが、スタッフみんな一丸になって頑張っているので助かっています」と、実感を。

モト冬樹プレイボーイぶり健在!「10代、20代の子は全然あり」
 

 再演ということに、初演と違う点を挙げてもらうと「テンポもよくなって、自分たちの疑問だったことが解決している充実した内容になってます」と、パワーアップをアピール。自身については、「私は80代と40代の違いを出そうと思ったら80代は黒くなってしまいました」と、自身の様相を話し、笑いを誘う。

 山本も、「初演のときは探り探りやっていたのが、自信ができたのか、出入りとかを即キャッチできるようになったのが嬉しいですね」と、慣れが出てきているそうで、愛華は、「テンポがよくなると、大忙しの着替えがあるんですけど、そういうのが、みるみる変わっていくさまを、キャストも楽しみにしている」と、語った。

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 一方、今回から参加の松原は、若くなった照男と恋愛関係になる井上千春を演じるが、自身の役どころを「夢に生きる真っすぐな明るい女の子だと思います。最初、台本を読んだ時にできるかなと不安だったんですが、みなさんにアドバイスを受けて、初日成功させたいと思います!」と気合を入れ、すでにでき上がっているキャストの輪については、「追いついていくのが必死でした。ホームステイみたいな感覚でしたけど、いまは楽しいです」と、しっかりと入れた様子を見せていた。

 本公演にかけ、自分が若返ったら何をしたいかと問われ、モトは、「生まれ変わるならいいけど、面倒くさい。若いときは危なさの楽しさがあったけど、きっとこのまま若くなっても面倒くさいと思いますね」と、しみじみ。続いて愛華は、「私もいまを生きたい人間ですが、若返ったら、キャピキャピでAKBで歌ってみちゃおうかなって」と、松原にニコリとほほ笑みかけることも。

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 その松原は、「習い事をしたい」と言うと、「まだ若いのに、いまから習い事しようと思ってる俺たちどうするんだよ!」と、ツッコミを入れられ、場内は爆笑に。さらに、何歳のモトがいいかと、松原へ質問も飛んだが、「若いモトさんも、いまのモトさんも素敵だと思います」と、模範的な返答でモトを持ち上げていた。

 逆にモトが若い人へと問われると、「10代、20代の子は全然ありですね。向こうがよけりゃ全然あります。結婚してるから無理だけど、そういう恋愛感情とか、いつでも恋できますから問題ないですね。ただ、向こうが嫌だろうけど」と、さすがのプレイボーイ発言が飛び出していた。

モト冬樹プレイボーイぶり健在!「10代、20代の子は全然あり」
モトがわざとPRコメントをミスり全員を爆笑させることに

 そしてモトは、「あまり見たことのない舞台だと思いますので、少しでもたくさんの人に観てほしいし、本当にいろんな方に来てほしい」と、PRしていた。

 舞台は1部と休憩を挟んだ2部制。モトが老人から若者になっていく姿は自然な感じで、違和感もない。カツラを触りながら、「髪がある!」など、茶目っ気ある発言や、若返った際は、側転を見せたり、頻繁な衣装替えがあるなど観衆の目を引く演出が散りばめられている。また、松原は歌手志望という役のため、劇中で楽曲『あなたにおやすみ』の生歌を披露する姿も見られる。この日は舞台上で「緊張した…」と本音がポロリと漏れてしまい、モトが「ばかやろう…」と苦笑いを浮かべつつも、セリフの流れで励まし、そのまま演技を続けるという結束力の強さをかいま見せることも。そんなコミカルな面を見せつつも、最後はホロリとさせられる心に残る作品に仕上がっている。

 舞台『あるジーサンに線香を~若返ったら、あなたはもう一度恋をしていみますか~』は3日に同所、8日に福島・南相馬市民文化会館大ホールにて、17日に京都芸術劇場・春秋座にて、29日から12月8日まで銀座博品館劇場で上演!

モト冬樹プレイボーイぶり健在!「10代、20代の子は全然あり」

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モト冬樹
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山本陽子
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おりも政夫
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愛華みれ
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松原夏海
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