タレント・篠原ともえ（35）が6日、東京・新橋のワーナー試写室でアニメーション映画『宇宙兄弟#0』（監督：渡辺歩／配給：ワーナー・ブラザース映画）宙（そら）ガール限定し社会イベントに永井幸治プロデューサーとともに登場し、司会は読売テレビの植村なおみアナウンサー（47）が務めた。
漫画家・小山宙哉さんが2008年より漫画雑誌『モーニング』（講談社）に連載している同名作が原作。本作では小山さんが脚本も担当していることでも注目が集まる作品だ。幼いころに誓った宇宙飛行士への夢、兄弟そろって月に立つために、兄・南波六太と弟・日々人は、幾多の苦難を乗り越え、果てしない夢に一歩ずつ近づいていく物語となっている。
篠原は最近でも宇宙関連のイベントへの登場をしており、その際はお手製の浴衣姿だった（参照記事：篠原ともえ 艶っぽいお手製浴衣姿披露！宇宙ミュージアム「TeNQ」熱烈PR）が、今回は、宇宙飛行士や探査機、さらには星がプリントされたお手製の“宇宙マント”を羽織りつつで、「日暮里に宇宙の生地を探しに行って夜なべして夜なべしました。“ゼロ”から作ってます」と本作にかけてアピールし、その場で楽しげにクルクル回る姿を見せた。
篠原は天体への興味は幼少の頃からだったそうで、「母の故郷が東京なんですが青ヶ島村という海に囲まれた島なんです。そこで赤とか黄色とか青とかカラフルに星が見えたんです。小学校ではプラネタリウムに行って、高校生のときは天文部、シノラー時代は星の飾りを服につけてたんですよ」と、自分の人生と宇宙とのつながりが濃かったよう。場内にあった望遠鏡を見ながら、スラスラと解説し、撮影方法もバッチリな様子を見せ「天体観測は思った以上に感動しますよ！」と、宙ガールとしての本領を発揮したPRをすることに。
そんな星に詳しい篠原だが、なんと自分の名前のついた小惑星『Shinohara』なるものも持っているそうで、天文の普及活動による「宙ガール」の活動が認められた結果だそうだが「これはすごく嬉しかったですね」と、ほほ笑んだ。
ちなみに、本作の原作について、「もちろん読んでます。天文仲間の間では読んでな居人はいないです」という篠原。日本の著名な宇宙飛行士も読んでいることが永井プロデューサーから明かされつつ、「科学的なこともたくさん勉強になるんですけど、人間愛が描かれていて、六太と日々人の兄弟の愛だけじゃなくて兄弟間の微妙な葛藤も言葉以外の描写で描かれていて、漫画を読みながら泣いたりしています。実生活でも使える勇気をくれるヒントが集まっていますね」と、絶賛。
最後に篠原は「この作品は読んでいる方はもちろん読んでなくて、これから宇宙に興味を持ちたいという方も、0から楽しめる作品になっています。科学的に宇宙が難しいと言うよりも、宇宙に行くのはたくさんのみんなの思いによって旅立つことで行けるんだというのを感じています」と、猛アピールで、「風のシーンがあるのですが、私はそこで号泣してしましまいした」と、おすすめシーンも合わせて話していた。
アニメーション『宇宙兄弟#0』は8月9日より全国ロードショー！
