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ぴあ ももクロムック本印刷部数を虚偽申告!内部告発で判明

 人気5人組アイドルグループ『ももいろクローバーZ』のムック本『ももクロぴあ vol.2』を7月に出版した『ぴあ』は17日、印刷部数を印税支払先に虚偽報告し、印税の支払額を本来よりも過少にしていたとを明かした。

 同社は6月ごろ、ももクロの所属事務所『スターダストプロモーション』に印刷部数を6万部と伝えていたが、実際には10万部を印刷。しかし印税は、6万部分しか支払っていなかったという。

 18日付の日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知各紙が報じており、ぴあは、唐沢徹最高執行責任者(COO)と担当の40代男性社員が、支払う印税を予算内に抑えるために虚偽報告したと説明。同社は、「信頼を裏切る事態で深くおわびする」と発表し、唐沢氏のCOO職を解くほか、矢内広社長の報酬を3ヶ月間、10%減額するなどの社内処分を決めたとしている。

 また、未払いの4万部分は数百万円に相当するといい、ぴあ側が支払うことで金額などを調整しているという。

 今回発覚したのは、先月上旬に事務所側へ内部告発があったといい、実際に販売された部数を調査した際に部数が不自然に多かったため、ぴあ側に確認して虚偽報告が判明したという。所属事務所は「非常に残念。今回、内部告発してくださった方の今後の仕事場での環境が守られるかが心配です」とコメントした。

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