NO IMAGE

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ
米倉涼子がアフレコに挑んだ

 女優・米倉涼子(38)が23日、都内スタジオで映画『ダイアナ』(監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル/配給:ギャガ)日本語吹替版公開アフレコを行い囲み会見を開いた。

 ダイアナ妃の波瀾万丈な人生が描かれた作品。20歳のロイヤルウェディングでふたりの王子を得て、幸せの絶頂だったはずが、夫の不倫、王室との確執、マスコミとの攻防に傷つき疲れ果て、離婚を決意。そんな失意のさなかで出会ったのが人命救助に全てをささげる心臓外科医のハスナット・カーンだった。彼に支えられ、本気で世界を変えようと地雷廃絶運動などに取り組み始めるダイアナだったがその先には…。米倉はナオミ・ワッツ演じるダイアナ妃の吹替を担当し洋画は昨年の『アベンジャーズ』のブラック・ウィドウ役以来約1年2ヶ月ぶり2作目となる。

 「清楚な感じで」という米倉の本日の衣装は落ち着いたブラウンの上着に、膝たけの黒スカート姿。アフレコに入る前の打ち合わせでは台本が置く場所がなかったのか、そのおみ足で台本を挟んだり、噛んでしまってテイクが出た際は自分の中でうまくいかなかったことに納得できなかったのか口先をぷくーっと膨らませ、気合を入れ直す様子を見せるなどしながら2カットを撮影した。

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ
アフレコ風景

 終了後の会見でも、噛んだことに「七転八倒です」と、苦笑いしつつ、「会話が多いし、彼女は主張する方なので気持ちが伝わるようにと思っているんですけど、難しいですねアフレコって。吹替のお仕事は大変だなとつくづく思いました」と、率直な感想を。

 女優業との違いについて、「自分の体で表現することができないので、自分の気持ちや、自分の呼吸じゃない。自分が思っていることと聞こえてくることが違うというのは…苦しいです」と、もどかしさを見せることとなった。

 自身がもしも皇太子妃になったらという質問が出た瞬間には、質問した記者の声にかぶせて「ありません。何にもいりません!」と、遊び心を見せていた米倉だが、ダイアナ妃とは「関係者から『人としては似てますね』と言われたりして、『私は心で生きているんです』というところで、“そうですね。ということは迷惑かけてごめんなさい”という笑い話はありました」と、話す。

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ
 

 さらに、ダイアナ妃には「何をしでかすか分からないのにやろうというのではなくて、彼女の中で理屈が通っているのは分かるなと思って観ていました。彼女とお友達になれるか別ですが分かるところはあるなと」と、理解するところもあるそうで、「良かれと思ってやることが裏目に出てしまったり、彼女のやっていることは素敵だなと思うんですけど、やり方とか順序とか彼女の中のルールになかったんだなって。人としては好きです」と、共感することもあったそうだ。

 さらに自身のことについては、「今の米倉涼子でいたい?」との質問がされたが、「今のままでいいなと思う時もあればそうじゃなくてもいいなと思う時もあります。でも、信じて生きてきた道がこうですので、私にやれることをやっていきたいと思います」と、ブレることはないようだが、「理想の王子様は?」と、報道陣から問われると、腕組みしだし、「38になると理想が増えすぎちゃって、どなたでもいいです。お金?頑張って稼げばいいので、条件の中に入ったことがないんです。顔?どうでもいいというか、とくになんですよね。劇中の人命救助の医者?タイプではないですね~」と、話し大爆笑となっていた。

 ほかにもダイアナ妃がパパラッチに追われていた環境について、「本当に苦しかったと思います。私でさえ、正直苦しいなと思う時もありますので。これは事実ではないなということを目の当たりにするとき、何でだろうといういうこともあるじゃないですか。何をしても何があっても見張られているのはかなりのストレスだっと思いますし、それが彼女の仕事でもあるでしょうけど、一般家庭の方よりは私の方が分かるとところもありますし、私がかわいそうと思うこともあったので、相当つらかったと思います」と、同情する姿も見せていた。

 また、「言葉の端々が厳しいなと感じる時がある」という米倉だが、「自分でもそんなつもりはないし、悔しいことは成し遂げたいと思っていて自分が強いという認識はないです」と、自己分析も。報道陣からは「自分の弱さを出す人がいる?」との質問が飛んだが、米倉は「そこらじゅうで見せているから大丈夫です。その場で思ったこととかの弱みとか、どうしていいか分からないことは、その場に応じて相談するっていうタイプなので、この人だけにすべての弱みを見せるとなったら迷惑な人になりそうですね、グチだらけになりそうです」と、話していた。

 映画『ダイアナ』は10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー!

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ

米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ
 
米倉涼子 1年2ヶ月ぶり吹替声優でダイアナ妃!セリフを噛んで口先ぷくーっ
ポスター
広告