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渡辺謙イーストウッドからの手紙に感銘「決して言葉が多い人ではないのに」

 映画『許されざる者』(監督:李相日)完成報告記者会見が1日、都内で開かれ、や主演の渡辺謙、佐藤浩市、柄本明らが出席した。

 米俳優クリント・イーストウッド主演の西部劇を日本映画にリメークしたもので、会見ではイーストウッド監督からの手紙が披露され、「素晴らしい出来で、非常に満足している。日本映画の新たな時代の幕開けを感じた」と、好意的だったという。

 2日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ各紙が報じており、渡辺は06年の『硫黄島からの手紙』でイーストウッド監督の作品に出演しており、この手紙に感銘を受けていたようで、「決して言葉が多い人ではないのに、丁寧に手紙まで頂けた。クリントの心に届いたというのは頑張ったかいがあった」と感慨深げだったという。

 李監督は「オリジナル版は世界中の映画人が見ている。物語は同じでも、見え方の違いは明確に形になっていると思うので、どう受け止められるか楽しみでもあり、怖くもある」と、メッセージを寄せた。

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