NO IMAGE

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
得意の“警察ネタ”を披露する柳沢慎吾

 俳優・“慎吾ちゃん”こと柳沢慎吾(51)が25日、都内で行われたハリウッド俳優の“シュワちゃん”ことアーノルド・シュワルツェネッガー(65)主演映画『ラストスタンド』(監督:キム・ジウン/共同配給:松竹、ポニーキャニオン)の公開ナレーションに登場した。

 「前説からやりたい」と、突如、ハイテンションで登場し、段取りを説明する慎吾ちゃん。完全アドリブの公開生アフレコに挑戦し、気が付くと、右手の指から血が出ていたほどの大熱演。囲み取材でも、報道陣を巻き込んで寸劇を展開。スタッフや報道陣が、「柳沢さん、時間ですのでそろそろ」と促されても、引っ込んでは何度も再登場するなど、エンターテナーぶりをいかんなく発揮。爆笑に次ぐ爆笑の会見となった。

 シュワちゃん10年ぶり主演復帰作として話題の同映画。今まで一人で悪に立ち向かう完全無欠のスーパーヒーローを演じてきたシュワちゃんが、リーダーシップを発揮して、時速400キロで迫る敵に5人で立ち向かう保安官役を熱演。

 「I’ll be back」の名セリフのシュワちゃん同様、「いい夢見ろよ、あばよ」の名言を持っている慎吾ちゃんが映画の中から、CM映像、検問、シュワちゃんと上官の電話でのやり取り、仲間が撃たれて救急搬送中の車内、銃撃戦の5シーンをアドリブで生アフレコに挑戦した。

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?

 「前説をやりたい」と、時間前から登場した慎吾ちゃん。手をあげながら、「いやーどうもどうも」とハイテンション。「登場したら拍手ね」「『慎吾ちゃーん』とか『ワ~』とか声かけてね」「最後のシーンを言ったら、カメラさんググッと寄って、バストアップのショットで」などと、入念な打ち合わせ。

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
マシンガントークで報道陣を笑わせる

 生アフレコ前の意気込みを聞かれると、「2時間打ち合わせして、リハーサル時間は正味20分。あと?ずっと、しゃべってた。リハーサルは完璧。だけど、ドラマでも、カメリハ、ランスルーはパーフェクトなんだけど、本番が硬いんですよ。でも、ノープラモデル、ノープラモデル」と、ギャグを交えながら、舌のアイドリングをしているかのように、しゃべりまくる。

 10分ほどの生アドリブを終えた感想は、「自分に興奮したね。かなりのスピードですよ。息つく暇ない。合わないとこもあったけど、それは勘弁ということで。でも、キレいいですよね。(しゃべっていくうちに)ドンドンよくなってくる。凄いね。自分がとっても大好きだから、自分がね。演じてて最高の気分になりました」と、興奮冷めやらぬ感じで、早口でまくし立てる。

 セリフだけではなく、効果音やBGMまで入れ込んだ、アドリブの生アフレコは、4月30日より、映画『ラストスタンド』の公式ホームページで見られるが、慎吾ちゃんの解説とともに、ちょっとだけ、さわりの部分を…。

 「車の検問のシーンは力入ったねぇ~。職質から追っかけるところは、俺にもってこい。いいチャンス」と、十八番の警察官ネタがみんなの頭に浮かび、納得の爆笑。この笑いを確認すると、より興が乗って饒舌となり、「車のシーンが大変で、タイヤがスピンするところなんか音が違うの。分かった?声が高いので、大変でした。微妙にビブラートきかせて、ブレているの。追尾するところはきつかったです。へんとうせん腫れてるんだけど」と、オチまでついて、報道陣が抱腹絶倒。

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
一人何役もこなす熱演ぶり

 会話だけでなく、効果音も全て入れ込んでいくと言う神業。警察官の職質では、車が窓を開けた時に、なんとBGMまで用意。その曲が何故か『ジンギスカン』。このことについて慎吾ちゃんは、「(車の)窓開けたらカーステが流れてるだろう。俺の知ってる歌は何?ジンギスカン。それを入れ込もうかな」と、理由は単純だった。

 3番めのシュワちゃんと上官が電話でやり取りする場面には、「牛丼と担々麺」が登場。これもなぜかと聞くと、「最初はチーズバーガーだったんですよ。向こうの人ですから。でも、朝5時に起きて、朝風呂入っているときに、フッとひらめいて急きょ変えたんです。面白かったでしょ。よかったでしょ。担々麺も最初はチャーシューメンだったんですけど、ティッシュ取ったので、担々麺にしました」と、ひらめきによるものらしい。

 4番めの仲間が撃たれて、早く病院に連れて行かないと、という一刻を争う緊迫した場面のはずが、横浜高校が全国制覇した甲子園ネタに切り替わった。「そのギャップが気に入っている。それほど甲子園行きたいという熱い思いがあった」と、独自解釈。

 解説し終わると、あらためて慎吾ちゃんは、「シュワちゃんも65歳ですよ。これでこのアクションやってるんですから。(僕が65歳の時に)アクションはきつい。効果音は出せるけど」と笑わせ、「喫茶店でしゃべっているおっさんの役がいい」とるそれでもやはり、「警察パフォーマンスは、スピードは衰えてくるかもしれないけど、70歳、80歳でもやり続ける」と、断言。最後、死ぬときも『あばよ』『天国行ってもいい夢見ろよ』」と、笑わせる。

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
「あばよ」と決めゼリフ

 その、慎吾ちゃんの代名詞でもある「あばよ」は、今から約20年前の1989年、とんねるずの特番『仁義なき花の芸能界全部乗っ取らせていただきますスペシャル』(日本テレビ系)で放送された「芸能人ねるとんコーナー(ねるとんね紅鮭団)」という集団お見合いのような企画において、女性から「ごめんなさい」と断られたときに、「ひとこと言った方がいいよ」と言われ、言い放ったのが「あばよ!」だった。

 慎吾ちゃんは、「あの言葉がとっさにでたんですよね。番組の締めでも『あばよ』を使ってくれるから嬉しいですよね。20年間使わせてもらって、いまだにやらさせてもらっているのは、すごいこと」と、感謝した。

 51歳なのに元気の秘けつを問われ、「おしゃべり好き、人が大好き。人を見ると行っちゃうタイプ。喜んでもらうと、嬉しくなっちゃう。昔から体型変わんないですよ、動いたりするから。疲れることは ベッドに入ったらすぐパタンキュー」と、フルパワーが要因という。

 報道陣から、「最後はあの言葉で」と、去り際の名台詞を頼む。誰もが、「あばよ、いい夢見ろよ」というと思ったら、いきなり慎吾ちゃんは、「あなたが酔っぱらいで、あなたが後輩で一緒に飲んでて…」と、段取ると、一端消えて、「ウゥゥ~」と、サイレンの声と、赤灯の手振りで再登場。警察官ネタをやって、いよいよ控え室の方に消えたと思ったら、「いま、僕の悪口言ってなかった?」と、また、引き返してくる。

 報道陣が芸能人を引き止めるのは、よくある光景だが、芸能人が報道陣を帰してくれないというのは、めったにお目にかかれない。ましてや、スタッフの人に、「柳沢さん、本当に(押して)時間がないんで」と、切り上げるように、2度、3度と懇願されるのは、かなりなレアケース。

 そして、ようやく、「4月27日土曜日、いよいよ公開します。シュワちゃん主演のラストスタンドを見て、いい夢見ろよ。また会う日まで、あばよ」と、締めた。

 

柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
手をあげながら「前説」として登場した慎吾ちゃん
柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
「バストアップで」と指示を出す慎吾ちゃん


柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
報道陣にリアクションを求める慎吾ちゃん
柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
「シュワちゃん、65歳であのアクションはすごい」と絶賛


柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
公開生アフレコは完全アドリブ
柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
永ちゃん(矢沢永吉)のモノマネをする


柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
「カメラ大好き」と、サービス精神旺盛にポーズを決める
柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
「いい夢見ろよ」と、慎吾ちゃん


柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
最後の最後まで笑わせるエンターテナーぶり
柳沢慎吾、シュワちゃんの復帰作をアドリブ生アフレコ!緊迫した場面が牛丼と担々麺に!?
シュワちゃん、10年ぶりの復帰作。



広告