元フリーアナウンサーでタレントの中西モナ(37)が24日、都内・渋谷区のアメーバスタジオで『Tellme！モナの出張相談所』開設記者会見を行い、自身3度目となる芸能界復帰を果たした。
『Ameba』が運営するスマホ専用なんでも相談所『Tellme(テルミー)』では、モナが一般ユーザーから寄せられた質問に回答する『Tellme！モナの出張所』をサービス内に開設する期間限定キャンペーンを実施。
2010年に結婚、12年7月に女児を出産し、今春に個人事務所を立ち上げ。現在『オンナの元気塾』の主宰として活躍しているモナが、11年6月の芸能界引退宣言以来、初めて公の場に登場するとあって、多数の報道陣が集まった。モナはピンクのワンピースで登場し、『Tellme！モナの出張所』を開設した理由を「コメント欄に寄せられた質問になるべく答えるようにしていたんですけど、妊娠してすべてに答えることができなくなったので、直接お会いしていろいろお話をする会を作ったらどうかというのが発端だった」と語った。
同サービスについて、「普段持ち歩いているものだから、凄く気軽に相談できて、スピードが速い。恋愛、出産、結婚だったり、友達関係、会社関係とかいろんな質問がくる」と説明し、場内にはモナがサンプルの質問に答えたパネルも設置。「女として見られない」という悩みに「恋しているときは一番輝いている」と回答していることについて、「誰かに思いを寄せている女性って凄いキレイじゃないですか。時間をかけてでもそばにいるというのが大事なんじゃないかな」と補足した。
「育児のスランプはどう乗り越えればいい？」には、「楽しいときばかりじゃないので、ひたすら旦那さんに話をするとか。あとは泣いて、気持ちを外に発散することが大事」と回答。「モナさんのような魅力的なママになるには？」という質問には、「私が魅力的かどうかわからないし、魅力的なママがどういうママか人によって違うと思うけど、楽しんでいるママは凄くステキ」と答えた。
報道陣から久しぶりにフラッシュを浴びた感想を聞かれたモナは、「ありがとうございます。来ていただいて。気持ちいいかどうかわからないけど、ちょっと安心しました」と、胸をなでおろす。だが、「何度目の復帰ですか？」という意地悪な質問に「3度目です…」と答えると、場内が笑いで包まれた。
06年10月に細野豪志衆議院議員(41)、08年7月にプロ野球・読売ジャイアンツ(当時)の二岡智弘選手(36)と不倫スキャンダルを起こし、当時担当していた番組を降板したモナは、「当分休養はないですよね？」と問いかけられ、「そう思っといてくれれば(笑)。もう大丈夫です」と、一児のママの表情に。
相談の得意分野については、「恋愛も得意とは言えない。失敗談は話せますが」と、自虐ネタで沸かせ、「なんだかんだ結婚生活は安定しているので、そのあたりは話せます。子供もいま9ヶ月で、どんどんかわいくなって嬉しいです」と、充実した生活を送っているようだ。
そんなモナだが、自身の悩みは「仕事と家のバランスが難しい。試行錯誤しながらやってます」とのこと。復帰を悩んでいたモナを「主人が背中を押してくれた」と明かし、今後の芸能活動についても、「家庭とのバランスをとりながら、いただける仕事はなんでもやります」と、意欲的に語った。
一部で噂された政界進出については、「そういう話まったくないですよ。なんでそういう話が出たのかわからない。予定はないです」と、キッパリ否定した。
