女優・北乃きい（22）が21日、東京・丸の内にオープンしたJPタワー商業施設『KITTE（キッテ）』オープニングセレモニーに出席した。
東京駅丸の内口前にまた、新名所が誕生した。白い磁器タイルと大きな時計が象徴的だった旧東京中央郵便局舎。当時の姿を可能な限り残しつつ、高層タワービルを背後に従えたJPタワー商業施設「KITTE」（読み方は、頭にアクセントがあるキッテ）として生まれ変わった。
09年に、「サクラサク郵便局」を舞台にしたテレビCMに局長役で出演したことから、今回、テープカットに参加。白い透け感のあるトップスに黒のパンスト、赤いハイヒールというファッションで登場した北乃は、「このようなとても素晴らしい桜の絵の下でテープカットセレモニーを行えるということで、とても誇りに思っています」と、桜の絵を見上げながら語る。
「KITTE」のオープンに際しては、「とても話題のスポットということで、私もすごく楽しみにしていました。私自身も買い物やお食事でぜひ来たいなと思っております」と語った。
また、同施設中央のアトリウムに、約1ヶ月間展示される絵画「想い桜」。日本画家の千住博氏が、昨年12月、福島県三春町の推定樹齢が1000年超で、国の天然記念物として有名な滝桜を訪れて描き、その絵を元に事前に募集した221名を超える一般参加者が、今年2月2日～3日の2日間に渡り、ていねいに着色。横8メートル、縦10メートルの巨大な桜の絵画を完成させた。
3月21日のオープン日より4月14日までの展示終了後は、はがきサイズに裁断され、専用サイトにメッセージを応募した方の中から4000名に、一部で出来た郵便はがきで、その方のメッセージを載せ、思いを届けたい方へ送られる。
同施設には、東京駅と直結した地下一階から、地上6階までの7フロアには、「Feel Japan」をコンセプトに、FASHION、FOOD、LIFESTYLEなど98のショップが勢揃い。そのほかには屋上庭園や東京中央郵便局分室、8階～37階がオフィスフロアとなっている。
