『R-1ぐらんぷり 2013』で優勝したお笑いタレント・三浦マイルド(35)が20日、都内で行われた『ぱちんこウルトラマンタロウ 暗黒の逆襲』特別先行展示会に、ともに『R-1ぐらんぷり』ファイナルステージに進出したお笑いタレント・ヒューマン中村(29)、お笑いコンビ『プラスマイナス』の岩橋良昌(34)とともに出席した。
イベントはお笑いタレント・あべこうじ(38)がMC、アイドルグループ『SKE48』で、『ゼブラエンジェル』メンバーの“せぇ～ら”こと佐藤聖羅(20、チームKⅡ)がアシスタントを務め、進行。せぇ～らは『ウルトラマンタロウ』のZAT隊員のセクシーな衣装で登場した。
多忙のためか、声がガラガラの三浦は、「一日3本ぐらい仕事があって、今月はもう休みなしです」と、早速R-1効果で仕事が舞い込んでいることを報告。中村は「惜しくも準優勝だったんで」と、『R-1ぐらんぷり』を振り返ったが、審査員7人全員が三浦に投票していただけに、あべが「まったく惜しくないです！ 109対0ぐらいです」と、突っ込んだ。
ブロック戦で敗れた岩橋だったが、「スベリ気味だったんですけど、楽しくやらせてもらった。きょうもこうやって『R-1』効果で、仕事をいただけたんで、めちゃくちゃ嬉しいです」と、プラス思考。だが、「親戚のおじちゃんから電話かかってきて、スベったことを怒られたのはびっくりしましたけどね」と、身内もネタにしていた。
ここで、『R-1ぐらんぷり』ファイナルステージの模様を観ていたというせぇ～らが、「せっかくなんで、『ウルトラマン』を使って、面白いネタをやってください！」と、芸人たちにムチャぶり。三浦が、自身の薄い頭髪をネタにした「マイルドフラッシュ！」のギャグを決めるも、周囲の反応はイマイチ。ただただカメラマンのフラッシュがたかれた様に、あべは「マイルドフラッシュより、皆さんのフラッシュのほうが凄かったですよ」と突っ込みを入れ、笑いが起きた。
続いて、中村が「学校の名前っぽいウルトラマンの言葉を言います。県立スペシウム光線」と発言し、岩橋が「ギューン！」と奇声を発したが、場内失笑。
『ぱちんこ早当て対決』では、お笑いコンビ『ハイキングウォーキング』の鈴木Q太郎(38)も登場し、自身の髪型でウルトラの母、ウルトラマンタロウのポーズを決める。三浦は「チャンピオンが負けるわけにはいかないので、この勝負絶対勝ちます！」と意気込んだが、やむなく敗戦。勝利したQ太郎だったが、「正義は勝つということですよ！ 地球に3分しかいられないので、私は帰ります」と、風のように去っていった。
敗れたものの、三浦は「悔しいですけど、プライベートでもやってみたいと思います」と、『ぱちんこウルトラマンタロウ 暗黒の逆襲』の台が気に入ったよう。中村は「演出が胸が熱くなった。500万借りてやりたいと思います！」と、三浦の優勝賞金を引き合いに出し、せぇ～らは「一回Q太郎さんが敗北しちゃったとき、押しのけて自分がやろうと思うぐらい興奮しました！ 画面もキラキラしていて、キレイ」と、興奮気味に語った。
その後の囲みでは、三浦は「舞い上がってしまいました。芸能界でお仕事させてもらってるという感じで。こういうのは本当に初めて」と、落ち着かない様子。「いままで月に2～3本だったのが、一日に2～3本になりました。14連休とか当たり前だった」と、急に多忙になったことを告白すると、あべが「ピン芸人の頂点に立ったわけだけど、背中を見せる意味では、走って行ってもらいたいですね。俺が言うのもなんだけど、それまでの優勝者は、全然走れてないので」と、R-1優勝者の先輩として、アドバイスを送った。
これに「王者になったというプレッシャーは物凄いですけど、気負わずに挑戦者の気持ちで頑張りたい」と、謙虚な姿勢で答えた三浦。その真意は、「『いま吠えたら生意気だと思われるから、とりあえず謙虚でいろ』と、たむらけんじさんに言われました」と、先輩芸人から忠告を受けたことを明かし、「いままでは『いつ辞めてもいいですよ』という感じだったのが、吉本の社員さんとか周りが優しくなりましたね。昨日もちょっと咳き込んでたら、薬局にバッと薬買いに行ってくれて。わかりやすい会社ですよ！」と、周囲の変化をネタに笑わせていた。
優勝賞金の500万円は母親のために使いたいと言っていた三浦は、「あなたが使いなさいと言われました。旅行に連れて行ってあげたいですね。国内の長崎とか落ち着いたところに行って、いい景色を見せてあげたい」と、孝行息子の顔をのぞかせる。
せぇ～らから「SKEでも『R-1』を観て応援して、みんなが盛り上がっていた。期待しているので、ぜひ頑張ってください！」とラブコールを受け、「ぜひご一緒にお仕事しましょう」と、ニンマリする場面も。
今後については、「ゴールデンタイムの番組に出たいですね。ダウンタウンさんの番組とか出たい」とし、「松本さん、浜田さん。マイルドフラッシュ！」と、自身のギャグで締めた。
