女優・夏菜（23）がヒロイン・待田純役で主演したNHK連続テレビ小説『純と愛』（月～土曜、午前8時～）が22日、クランクアップした。
3月30日放送の最終回で純と愛のツーショットシーンを夏菜らがチェックし終えると、脚本を手がけた遊川和彦氏やスタッフから拍手が送られ、夫・待田愛役の風間俊介（29）からは花束が贈られた。
23日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、夏菜は「笑顔のある楽しい現場にするつもりでしたが、私自身が日々追い詰められる苦しい中で、逆にスタッフのみなさんに笑顔にしてもらいました。純でいられなくなるのが寂しくて仕方がありません」と感無量で涙を流した。
さらに、夏菜は「純は人を信じた。それに引っ張られて役への自信を少しだけでも身に付けられたと思う」と、胸を張り「次の作品をやる時も自分を信じ、他人を信じたい」と、確実なステップアップになったようだ。
風間もあふれそうになる涙が流れるのを懸命にこらえ、天をあおぎながら、声を振り絞るように「賛否両論があったこのドラマ、この作品を9ヶ月、やってこられて誇りに思います」と、語った。
