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尼崎連続変死事件の角田美代子容疑者が自殺

 尼崎連続変死事件で殺人容疑などで再逮捕された角田美代子容疑者(64)が兵庫県警本部(神戸市中央区)の留置場で、布団の中で首に衣類を巻き動かなくなっているのを、巡回中の留置管理課員が発見した。病院に運ばれたが、死亡が確認された。遺書はないが自殺とみられ、県警は司法解剖して死因を調べる。

 角田容疑者の集団生活をしていた橋本次郎さん(当時53)の遺体を岡山県の海に遺棄したとして起訴されたあと、橋本さんに対する殺人と監禁の疑いで親族6人とともに再逮捕されていた。また、角田容疑者の周辺では昨年11月にコンクリート詰めのドラム缶から見つかった大江和子さんを含め計6人の遺体が見つかるなど事件の首謀者とみられていた。

 13日付の日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、デイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、勾留中に何度か足元がふらつくこともあり、県警は特別要注意者として、監視を強化。11日も含め連日、睡眠導入剤を服用していたという。

 捜査本部は今月5日、岡山の海でドラム缶のコンクリート詰め遺体で見つかった橋本さんを殺害したとして、美代子容疑者ら7人を再逮捕。美代子容疑者は「悪いのは全て私です」と話したという。

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