タレントの“ゆうこりん”こと、小倉優子(29)が9日、都内で初めてとなる料理本『小倉優子のしあわせ●(=ハートマーク)ごはん』(講談社)の発売記念イベントを行った。
ゆうこりんのイベントといえば、これまでは男性が多かったが、結婚・出産を経験したためか、今回の出版イベントに訪れたお客さんは、ほぼ全員女性。特に、赤ん坊を抱っこしたり、ベビーカーをひいたママさんが多く列を作った。会場の一箇所には、ベビーカーを置く場所も急きょ、設けられるほど。
料理教室に8年前から通い、ブログや女性誌などで、得意の料理を披露して大好評のゆうこりん。その中でも、特に「レシピを知りたい!」というリクエストが多かったメニューを中心に105品を掲載。手に入りやすい食材を使って手軽に作ることができ、毎日食べても飽きない、簡単でおいしい、おうちごはんをわかり易く紹介している。
以前のイベントで、「ラビオリとかも作ったんですけど、唐揚げ、ハンバーグ、生姜焼きが喜ばれる。カレーのスパイスもイチから作ったのに、市販のルーのほうが喜ばれる」と、いわゆる定番な料理のほうが好まれることをやや不満気に吐露していたゆうこりん。
友だちが料理教室に行ってて、それからハマたと、キッカケを話し、「凝ったものはレストランでたまに。家では簡単で美味しいものが一番、手軽な材料で作れるお料理本になりました。毎日おうちでごはん食べてくれるんですけど、『今日はなんだろう』と楽しみに帰ってきて、食べるといいリアクションしてくれるので、ガンバロウという気になります」と、ご主人の一言が、何よりの喜びとなっているようだ。
毎日の料理は大変ではと聞かれると、「旦那さんの帰りが遅いので、子供が寝た後に作り始めるため、一人の大切な時間なんです」と、主婦業が板についているようで、ベビーカーや抱っこひもで、毎日、昼ころに買い物に行くそうだ。
6月に出産した第1子の長男はそろそろ離乳食の時期だが、「今も離乳食のことで頭がイッパイなぐらい勉強してい」るという。夜6~7回は起きるなど、まだまだ寝れない日々だそうだが、「全然平気というか、幸せです。両手パタパタして笑うと可愛い。天使です。幸せを更新し続けている毎日です」と満面の笑みを見せた。
第2子について、「兄弟は絶対欲しいですけど、いまは息子と2人でイチャイチャラブラブ楽しいので、満喫して2、3年後に。女の子欲しいので、生まれるまで産み続けようと思ってます」と、子だくさんを目指す計画を明かしていた。
今年を漢字1字で表すと、「満」だそうで、「家庭も円満で満喫した。出産して子供もいて幸せいっぱいの一年。来年も、子育てしながら、たまーにお仕事させていただけたらいいかな」と、言うと、「たまにじゃなくて、ときどきは」と訂正するなど可愛らしさも奥さんになっても健在。
また、ママ友として、昨日、ミキティ(藤本美貴)夫妻がお子さんと一緒にゆうこりんの家にきたそうで、「旦那さんの愚痴はないですよ。離乳食のことや『ウチの子、ハイハイしなくて』という楽しい話題しかない。私も質問して先輩ママからアドバイスいただいてます。定期的には会ってます」と、ヤングママさんらしく、子育ての話題に終始しているそうだ。
クリスマスは、「いままでは、夜の11時58分に(彼が)なるといなくなって、サンタさんとして出てきて、プレゼントして渡して帰っていくというのを4回やってくれたので、今年どうかな。いまは12時は寝ている時間なので…でも、なにか考えてくれていると思います。そういう人なのだ」と、幸せいっぱいのほほ笑み。
年末年始は、「(家族3人での)初めての旅行に行けたらいいなぁと思います」と、予定しているようだ。
同料理本は、1260円(税込)で、絶賛発売中。