女優・吉永小百合(67)が3日、都内で行われた主演映画『北のカナリアたち』の初日舞台あいさつに登壇した。
作品のPRのために、これまで沖縄から北海道・稚内など全国19ヶ所をめぐり、その移動距離は約1ヶ月で約1万3183キロと超ロングなものに。
4日付のサンケイスポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、スポーツニッポン、東京中日スポーツ各紙が報じており、9月からのキャンペーンで体調を崩しセキが止まらず、一時は耳も聞こえづらくなるなど大変なものだったといい、小百合は「心を合わせて厳しい自然の中、作りあげた作品です。全国でも、朝からたくさんの方が劇場に来ていただいていると聞いています。本当にありがとうございます」と、声を弾ませる。
吉永は客席の隅々までお客さんが入っているのを確認すると「本当にうれしく、胸がいっぱいです」と語り、いろんな思いが込み上げ、瞳を潤ませることとなった。