人気アイドルグループ『AKB48』の “ぱるる”島崎遥香(18、チーム4)と、グループ総監督への就任が決まっている“たかみな”こと高橋みなみ(21、チームA)が24日、東京・日本赤十字新宿支部で行われた「AKB48S学ぼう『心肺蘇生とAED』」に出席し、“ぽんこつ”ぶりをいかんなく発揮した。
この日は、人命救助の大切さを知ろうということで、「心肺蘇生とAED」の実習を17人の一般参加者とともに、講師から指導を受けた。
9月18日に行われた「AKB48 29thシングル選抜 第3回じゃんけん大会」で優勝し、ポスト前田敦子と呼ばれる“ぱるる”だが、その反面、正統派アイドルのルックスとトーク、歌、ダンスなど成長途上にあるスキルとのギャップの大きさから、総合プロデューサーの秋元康(54)やファンからは、親しみを込めて「ぽんこつ」と呼ばれる。
ぱるるは、心臓マッサージの体験で、講師からやり方を指導され、「心臓マッサージを30回やってください」と言われるも、10回程度やったところで、「疲れますね」と、ボソッと言い、息切れ。
傍から見ていた報道陣の目にも、先にやった、たかみなよりもあきらかに力が入っていないのが、まるわかり。何度も姿勢や腕の伸ばし方、力の入れ方を細かく指導されていた。
講師から終了を告げられるが、たかみなからは、「30回やった?」と、聞かれると、「はい」というものの、さらに、「15回ぐらいしかやってないでしょう」と、鋭いツッコミをたかみながいれると、苦笑いするしかなかった。
イベント終了後、ぱるるは、「初めて心臓マッサージとAEDの講習を受けました。難しいんじゃないかと思ったけど、やってみたら簡単にできた」と、サラリと言うと、「私と同じくらいの歳のたくさんの方に知ってほしい」と、コメント。
講習2回目というたかみなは、「AEDは、また勉強になりました。わたしたちでも命を救うことができるんだなぁと。AEDはいろんなところにおいてあります。救急車からの8分間、一人でも多くの人が使い方を知っていれば、命を救うことができます。各都道府県で講習受けられるのでぜひ」と、大切さを訴えた。
また、体調不良を理由に、AKB48の活動を辞退することとなった“スーパー研究生”の光宗薫(19)について、たかみなは、「残念な気持ちもあるけど、体調不良ということで残念で寂しいですけど、本人は夢に向かって頑張ると聞いているので、ゆっくり休んで、頑張って欲しい」と、エールを送った。