人気アイドルグループ『AKB48』の『AKB48 29th シングル選抜じゃんけん大会』が18日、東京・日本武道館で開催され、最後まで勝ち抜いた“ぱるる”島崎遥香(18、チーム4)がセンターに決定した。
ベスト8を決める戦いでは、今回初めてじゃんけんで勝利し、ベスト16入りまでした“ゆきりん”柏木由紀(21、チームBキャプテン)を下したぱるる。一方、決勝を争ったのは準々決勝で“麻里子様”篠田麻里子(26、チームA)のV2を阻んだ“もえの”仁藤萌乃(20、チームK)。
ファンの祈りの込もった絶叫のような1万2000人の「ぱるる!」「もえの!」コールが場内を包み、この日、最高潮の熱気を見せることに。空気が張り詰める中、チョキでもえのを仕留めたぱるるは、満面の笑みを見せ、「いままでで一番楽しいジャンケン勝負でした。ありがとうございました!」と、ファンへお礼をすることに。
ここで、『AKB48総監督』の“たかみな”高橋みなみ(21、チームAキャプテン)から総評となり、「今回の大会はいかがでしたでしょうか?」と場内に向って投げかけると、ファンは大歓声で応える。
「結果は誰にも予想できません。誰がこの結果を予想したでしょうか?栄えある優勝者はぱるるです!」と、賛辞を送る。たかみなは“ぽんこつ”と呼ばれさまざまなエピソードを持つぱるるについて、「“ぽんこつ”と言われがちですが、すごい潜在能力を持っているのにスイッチを切り替えるのに苦手な子でした。でも、今回はチャンスを掴みに来ました。これからは“ぽんこつ”なんて言わせないと思います!」と、紹介するとぱるるも大きくうなずき、能力の開花を誓っていた。