/うえむらちか、2冊目の小説は幻想的な純愛小説!大林宣彦監督が推薦文

うえむらちか、2冊目の小説は幻想的な純愛小説!大林宣彦監督が推薦文

うえむらちか、2冊目の小説は幻想的な純愛小説!大林宣彦監督が推薦文
カラフルな盆灯籠を掲げるうえむら

 女優で小説家のうえむらちか(26)が23日、都内で行われた2冊目の小説『灯籠』(ハヤカワ文庫JA)の発売記念イベントを行い、100人のファンが駆け付けた。

 白いノースリーブのワンピースに作品のタイトルにもなっている“灯籠”を持参して登場したうえむらは、「(広島の)地元の景色を中心に、盆灯籠の事を書いたのでみていただけたら」と、作品をアピール。

 両親を交通事故でなくし、周囲との関係性を絶って広島で孤独に育った少女・灯(ともり)。ある年の盆に、灯は自分の背丈よりも大きな盆灯籠を片手に、両親の墓へと向かった。その途中で、盆の4日間しか会えないという不思議な青年・正造と出会う。いつしかその人柄に惹かれるようになっていく灯。それから、毎年、盆の時期だけ、ふたりは濃密な時間を過ごしていくが…。

うえむらちか、2冊目の小説は幻想的な純愛小説!大林宣彦監督が推薦文

 少女の「生きる糧」が「恋心」へと変化していったとき、青年との関係にも重大な事件が…。その意外な行方をノスタルジックに描いていく。

 盆灯籠とは、160センチぐらいの竹竿の先端にカラフルな和紙で彩られている逆三角錐状の飾りがついたもので、広島でも安芸地方に伝わる伝統文化。お盆の季節にお墓の周りに立てるもので、お墓が密集している山の中に立てられていると、たくさんのお花が咲いているように見えるそうだ。

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大林宣彦監督の推薦文に感激

 メインストーリーとなっている1話目の構想は8年前で、視点を変えたサイドストーリーの2話目を思いついたことで、「長編になるんじゃないか」と思い、「地元の話は書きたかった。盆灯籠は広島しかないので、伝統・文化を残しておきたかった」と、執筆に至った経緯を語った。

 帯の推薦文を広島出身の同郷である大林宣彦監督(73)が、「恋は幼くして死の匂い。甘美で痛切な言葉たちに刻まれて、心が悲鳴をあげる。この小説に一つの奇蹟を見た。拍手を!」と寄せている。

 うえむらは、「絶対に受けてくださらないと思ったので、引き受けてくださると決まったときには、みんなに自慢しました。やはり広島人なので。私の小説よりも帯を読んで買ってほしい」と、謙遜。

 1作目は、同一テーマでの1話完結で、2作目が長編もの。3作目はというと、「怖い話とかも書いてみたいと思っていて、都市伝説をテーマにしたものや、マザーグースをテーマにしたオムニバスものを書いてみたい」と、意欲的に語った。

 また、同小説の100字以内でのコメントも募集している。
 応募要綱は、郵便番号・住所・氏名・年齢・職業・電話番号・同書の感想を書いて、
 tourou@hayakawa-online.co.jpまでメールで。件名は「灯籠コメント」。
 締め切りは、8月31日午後6時まで。

 同小説は、ハヤカワ文庫JAより620円(税別)で絶賛発売中。

 

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白いワンピースに盆灯籠を持って登場
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小説への思いを語るうえむら


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サインをするうえむら

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2冊目の小説を書いたうえむらちか