森永乳業は、4月3日に都内で4月13日に開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の大阪ヘルスケアパビリオ森永乳業ブース東京体験会を行った。「ビフィズス菌でスーパーヒューマン」を展示テーマに、楽しみながら未来のビフィズス菌の可能性を感じてもらえる体験を提供する。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/※一部オフィシャル写真)
トップ写真は、左から、森永乳業ブースのメインコンテンツ「VR腸内クエスト」の開発を手掛けた『株式会社ワンツーテン』津村大樹氏、ノウハウ技術の研究開発に取り組んだVIE株式会社今村泰彦氏、「スーパーシニアアテンダント」松村好子さん、『森永乳業株式会社』万博推進局長の湯谷太氏
森永乳業株式会社万博推進局長の湯谷太は、「当社のブースのテーマは「ビフィズス菌でスーパーヒューマン」です。2050年、全人類がビフィズス菌を摂取して腸から進化した次世代の人間、スーパーヒューマンになっているというコンセプトでございます。当社は50年以上にわたってビフィズス菌を研究してきました。人に住むビフィズス菌に関する研究論文数は世界一、ビフィズス菌の国内メーカーシェアも1位となっております。便通改善の他に、健康寿命の延伸、肥満改善、美肌、認知機能低下の防止、抗がん剤とともにガンをやっつけるといったようなすごい効果がビフィズス菌にはございます。これらの効果を将来を担う子どもたちにも伝え、腸内環境の大切さや健康で長寿な未来に貢献できればと考えております」と、ブースのコンセプトとビフィズス菌の凄さを説明した。
森永乳業のブースのイメージは、「カラフルで楽しい最新技術の腸のゲームセンター」というテーマの元、全部で5つの体験型ゲームが入っており、ビフィズス菌のすごさや可能性を感じながら遊び回れるブースとなっているという。
そのメインとなるのが、手と声と脳波で戦うVRシューティングゲーム『VR腸内クエスト』。
この組み合わせでは日本初、未来のゲームを目指して作った体験ゲーム。舞台は体験者自身の腸内。1人1人異なるおよそ2億通りの腸内が用意されている。暴飲暴食やストレスのせいで腸内に悪玉菌帝王が誕生してしまい、プレイヤーの腸内は荒廃してしまった。しかし、そんな中でも残っていたビフィズス菌によって綺麗な腸内環境を取り戻すことを目指すVRシューティングゲーム。
このゲームの最もユニークな特徴は操作。一般的なゲームはコントローラーで操作するが、このゲームはコントローラーの代わりに手と声と脳派を使う。手を操作して悪玉菌をやっつけるのが“通常攻撃”ならば、「ビフィズス菌」と叫ぶ声の攻撃は、Yの形をしたビフィズス菌バズーカーが発射されて多くの敵を同時に攻撃する“スキル攻撃”だ。そして、“必殺技”ともいうべきなのが脳波ビームによる攻撃だ。
湯谷局長は、「実は、脳と腸は様々な経路で繋がっており、密接な関係があることがわかっています。それが脳腸相関です。腸は第2の脳と呼ばれ、腸の働きはストレスの影響を受けやすい。腸の働きが記憶に影響する腸から脳に情報が伝達されることが分かってきています。そこで、自分の腸内を自分のノウハウで攻撃する未来のゲーム体験を導入しました」とのことで、脳波攻撃にはちゃんと理由があった。
2つ目の体験ゲームは、ビフィズス菌が抗がん剤とともにガンをやっつける未来の効果が体験できる『腸音波』。
腸内環境を改善することで抗がん剤が効きやすくなる効果は、世界中で今研究が行われています。そこで、ビフィズス菌型の聴診器を当てて、音が鳴ったらビフィズス菌と抗がん剤が飛んで、命中するとがん細胞が小さくなっていくといった内容。
3つ目の体験ゲームは、ビフィズス菌を摂取することで健康寿命が延伸して、みんながスーパーシニアになる未来の効果を体験できる『振れ!スーパーシニアへの道』。
まずは画面の前に立ち、顔認証技術で120歳の自分が現れます。その後、モニターの前でビフィズス菌型スティックを振ると、120歳の自分がパワーアップ。スーパーシニアになった自分が出てきて、シニアとは思えない、もう活動的な動画は再生されます。
4つ目の体験は、ビジネス菌を摂取することでスーパー美肌を実感する未来の体験コンテンツ『スーパー美肌ブロック崩し』。
モニターの前で自分の顔を撮影すると、自身の顔が美肌しように加工されます。そしてその顔は横になってボールを弾くバーになってブロック崩しをプレーするというものです。もちもち肌がボールを弾くイメージ。
最後、5つ目の体験は、来場者全員の腸内状態を測定または予測しアドバイスするコンテンツ『ワタシの腸内チェック』。
事前に腸内細菌抗体検査キットを申し込まれた方とそれ以外の方で体験が異なる。
大阪ヘルスケアパビリオンの公式アプリで事前に腸内細菌抗体検査キットを申し込んだ方は、届いたキットで検査して、来場予定の3週間前までに検体を郵送すると、当社のニュースにて検査の結果が表示される。結果は、腸内にいるビフィズス菌をはじめとした5種類の腸内細菌の割合が表示される。二次元コードを読み取ることで、結果を持ち帰ることもできる。
事前に申し込みをせずにブースに来られた方は、3問の簡単なアンケートに回答していただくことで、腸内に菌が多いか少ないかを予測して表示する。さらに、腸内環境を維持、改善するポイント、おすすめ食材などをお知らせいたします。こちらも2次元行動を読み取ることで結果を持ち帰ることもできる。
最後に湯谷局長は「森永乳業のブースは、大阪ヘルスケアパビリオンの中でも、ほかのブースとは一線を画した振り切ったコンテンツが盛りだくさんです。「ビフィズス菌」「ビフィズス菌」と叫んでいる人たちがいたり、変わったスティックをお腹に当てている人たちがいたりですね。外から見ると異様なブースになると思います。しかし、実際に体験していただくと、これまでにない未来のゲーム体験を楽しんでいただけますし、その中でビフィズス菌と腸内の素晴らしい未来を感じていただけると思っています。お子様から大人の方まで楽しんでいただけるブースとなっておりますので、万博を訪れた方は、ぜひ森永乳業ブースにお越しいただきたいと思います」と自信たっぷりにPRした。

今日は大阪からお越しで、ビフィズス菌をイメージした衣装と顔のメイクで登場したのが、現在83歳という、おそらく世界最高齢のブーススタッフ「スーパーシニアアテンダント」松村好子さん。
「皆様こんにちは。東京オリンピックからもう61年経ちました。旧姓は松村美子で今は神田美子と申します。今回、森永乳業さんとご縁がございまして、スーパーシニアスタッフとして皆様のお力を借りながら、万博のほんとの縁の下の力持ちかもわかりませんけれど、頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」とあいさつ。
MCから「松村さんは、1964年に東京で行われた4年に1度の世界的スポーツイベントの女子バレーボールで金メダルを獲得し、“東洋の魔女”として一世を風靡したメンバーの1人。健康的で、83歳とは思えない美しさを兼ね備えており、さらに普段からヨーグルトを食べていらっしゃいます」と紹介された。
まさにビフィズス菌でスーパーシニアを体現されている方ということで、オファーをしたところ、「ぜひ大阪万博に参加できれば」と回答があった。高齢ということもあり、1日1時間程度、不定期で参加するという。万博開幕日はいらっしゃるが、体調なども考慮し、そのほかの参加日については個別にお問い合わせくださいとのこと。
スーパーシニアという印象でその秘訣は?と問われると、松村さんは、「20年ほど前からすごい花粉症だったんですけど、その時、テレビとかラジオの報道でヨーグルトがすごくいいって報道されたんです。それから毎朝食べていたら、花粉症がなくなったんですよ。その時は、どこのヨーグルトかわからなかったんですけど、今回お話いただいた時に、それが森永乳業さんのビヒダスヨーグルトだってわかったんです」とビフィダス効果を実感したエピソードを話す。
さらに、一時期止めていたが、今年の3月中旬頃に花粉症がひどくなったので、ヨーグルトを思い出したように食べ出したら2週間ぐらいでよくなったそうで、「私の体質にビビタスのヨーグルトがばっちりあったんかなと思ってます」と。プロテインも飲んで、1年前からジムにも通い出したそうで、「リハビリの先生からはしっかり筋肉がついてきたよ」といわれるスーパーシニアになった秘訣を語った。
あと10日ほどでまもなく開幕となる大阪万博への思いを尋ねられると「森永さんからお話いただいた時に、やっぱりご縁かなと思っております。万博を楽しみにして来ていただいた方に私が元気を与えられるような、そういう行動、また言葉をおかけしていきたいなと。そして、万博に来てよかった、元気いただいたって言われるようなことを私は進んでやっていきたいなっていうふうに思っております」と意気込みを語った。









