廃プラスチックを燃料に変えるフラフ燃料製造工場が稼働スタート

フラフ燃料製造工場『此花新工場』が、廃プラスチック類の燃料化を目的に2024年6月12日付で稼働を開始します。

設立の目的と工場概要

この工場の設立は、環境問題に対する社会的な関心の高まりを背景に、産業廃棄物の処理ノウハウを活かし、廃棄物をただ処分するのではなく、環境に配慮し有効に利用する目的で、「フラフ燃料製造事業」を行うためのものです。『此花新工場』の所在地は大阪市此花区梅町で、月~金曜の8:00~17:00、土曜の8:00~16:00まで稼働し、日曜・祝日は定休日となります。詳細は以下のURLでご確認いただけます: https://j-port.co.jp/company/factory/konohana.html

フラフ燃料のメリット

フラフ燃料は、廃プラスチック類を細かく砕き圧縮梱包した燃料で、RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)のように製造過程で熱を加えないため、環境負荷がより低いとされています。フラフ燃料は燃焼時に石炭、石油と同じ6,500~8,000kcal/kgの熱量を発生させますが、炭素含有量が石炭より少ないため、約17%のCO2削減が可能であるとされています。

ジェイ・ポートの環境理念とを踏まえた活動

ジェイ・ポートの環境理念は、「未来の地球に関心を持ち、人、社会、自然と調和し共生し、経済発展と環境保全の両立を目指す」ことです。「まごころサービス」をモットーとし、廃棄物処理業を誠実に取り組むことで70年余り地域社会の環境保全、美化向上に貢献し続けています。

企業情報

株式会社ジェイ・ポートは地球の未来のため、3Rによる循環型社会の形成、自然共生、脱炭素社会の実現に寄与する企業です。排出事業者様が当社に産業廃棄物の処理を委託することを通じ、資源を循環させ、社会に貢献しています。詳細は以下のURLでご確認いただけます: https://j-port.co.jp

編集部目線での見解

廃棄物をただ処分するのではなく、環境に配慮し有効に利用する取り組みは、現代社会で非常に重要な課題となっています。「此花新工場」の稼働は、これらの課題に対するひとつの解答であり、多くの企業が参考にすべき事例と言えるでしょう。

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