東京工芸大学工学部は、2024年度からドローン関連の国家技能資格を学生の履修単位として認定し、2025年度には新たな応用科目の開講も予定しています。
ドローン技術の教育への統合
国家資格としての単位認定2024年度から、東京工芸大学工学部では、ドローン操作に関わる国家技能資格「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」の取得を学生の履修単位として認定します。これにより、学生は在学中に実用的な資格を取得し、将来のキャリアに直結するスキルを身につけることができます。
応用科目の開設資格取得後のさらなる学習を支援するため、2025年度からは新たな応用科目「フォトグラメトリとLiDARの基礎」および「無人航空機と画像センシング」を開講します。これらの科目では、ドローンを活用した3Dモデル構築やインデックスマッピングなど、先進的な技術の学習が可能です。
学生サポートとオープンキャンパス
AUTC東京工芸大学ドローン・サイエンス研究会2023年にAUTCにより認定された同研究会支部では、学生の資格取得をサポートするための環境が整っています。体育館内や大学グラウンドを使用した実践的なトレーニングが行われ、学生にはドローン操作の実技を学ぶ絶好の機会が提供されます。
オープンキャンパスとイベント情報3月31日に予定されている工学部のオープンキャンパスでは、ドローンのデモ飛行や、学生による資格取得経緯の説明、ドローンフライトシミュレータと3D構築ソフトの体験が行われます。これらのイベントは、ドローン国家技能資格に関心がある受験生や一般の人々に向けて、教育プログラムの魅力を伝える絶好の機会です。
ドローン技術の先進教育
東京工芸大学工学部は、テクノロジーとアートの融合を目指し、ドローン技術を教育プログラムに積極的に取り入れています。単位認定や新科目の開設を通じて、将来的に社会に貢献できる人材を育成することを目指しています。このような取り組みにより、学生は技術的スキルだけでなく、実社会での応用能力も身につけることができます。
関連リンク
東京工芸大学公式サイト：https://www.t-kougei.ac.jp/
