一般社団法人全国木材組合連合会は、令和6年2月19日にビジョンセンター東京八重洲にて、「木材流通における転換促進支援事業」の事業報告会を開催しました。本事業は、住宅分野における建築用木材の国産製品への転換を目的とし、各地の林業・木材産業の特色を活かした支援が行われました。
事業の背景と目的
この事業は、SDGsの目標達成や脱炭素社会構築に貢献する木材利用の推進、国産森林資源の活用強化を目指しています。木材は再生可能な資源であり、使用することで炭素を貯蔵し、脱炭素社会の実現に貢献できるため、その利用促進が重要視されています。
実施された支援事業
事業報告会では、建築用木材転換対策を促すために地域の林業・木材産業の特色を活かした木材加工・流通、木構造・木造建築に関する6団体が採択され、その取り組みが報告されました。これらの支援により、国産木材への転換が促進され、木材流通事業者や建築関係者の知識習得や技術向上が図られました。
「木材流通における転換促進支援事業」は、国産木材の利用拡大と木材産業の発展を目指す重要な取り組みです。この事業報告会を通じて、国産木材への転換を目指す全国の事業者にとって有益な情報が共有され、今後の活動への一助となることが期待されます。
関連リンク
事業報告会ページ: https://kenchiku-tenkan.jp/jigyou2/2_index_detail.php
