一般社団法人日本損害保険協会は、自動車盗難防止対策の一環として実施された「自動車盗難事故実態調査」の25回目の結果を発表しました。2023年はランドクルーザーが3年連続で車名別盗難ワースト1位になりました。
調査概要
調査期間: 2021年1月1日〜2023年12月31日調査対象: 損害保険会社21社からのデータ主な発見: ランドクルーザーが3年連続で盗難ワースト1位。アルファードの盗難割合が増加。盗難は主に深夜から朝に多発。URL: https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html
2023年の盗難傾向
2023年の車両本体盗難における車名別の状況では、ランドクルーザーが3年連続で最も盗難されやすい車となりました。また、アルファードは盗難全体に占める割合が2022年の6.9%から2023年には14.0%へと大幅に増加しています。これらのデータは、特定の車種が狙われやすいという盗難の傾向を示しています。
盗難防止策の重要性
自動車盗難認知件数は2003年の64,223件から2023年は5,762件へと大幅に減少しています。これは「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」の取り組みによるもので、日々の防犯対策の重要性を物語っています。バー式ハンドルロックや警報装置の使用、防犯カメラや防犯灯の設置など、複数の防犯対策を講じることが推奨されます。
自動車盗難の現状と対策
自動車盗難事故実態調査からは、特定の高価な車種が狙われる傾向や、盗難が深夜から朝にかけて集中するという特徴が明らかになりました。自動車盗難は減少傾向にあるものの、依然として高価な車種の所有者は警戒が必要です。日々の防犯対策を怠らず、自動車を守るための取り組みを心掛けましょう。
関連リンク
日本損害保険協会:https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html