独創性を支える稲盛研究助成、2024年度は50名の研究者を採択

公益財団法人稲盛財団は、2024年度の稲盛研究助成対象者として、自然科学と人文・社会科学の分野から50名の研究者を選出しました。

概要

・採択人数 :自然科学系40名(競争率8.4倍)、人文・社会科学系10名(競争率7.3倍)・助成金額 :1件につき100万円、計5,000万円・助成実績 :1985年度から2024年度まで、延べ1,879名、総額18億6,940万円・贈呈式日程:2024年4月13日(土)、京都市内で開催・3S交流会 :贈呈式後、約30名の会員によるポスター発表を実施

稲盛研究助成の意義

公益財団法人稲盛財団は、創立者・稲盛和夫の理念に基づき、未来の人類社会への貢献を目指す人材育成を目的に、1985年から独創的で優れた研究活動を支援しています。2024年度の採択では、自然科学と人文・社会科学の分野から408名の応募があり、その中から50名が新しい視点やユニークな取り組みで各研究分野に貢献できると評価されました。

稲盛研究助成の特色と交流の場

稲盛研究助成は、助成金の使途に制限を設けず、研究者が必要とする経費を支援する点が特徴です。さらに、「伯楽制度」により、特に優秀と認められた研究者には2年連続で助成を行う支援も行っています。また、1997年に発足した盛和スカラーズソサエティ(3S)では、助成を受けた研究者同士の交流と親睦を深め、研究の発展を促しています。

まとめ

稲盛研究助成は、未来の人類社会への貢献を目指す研究者たちを支援するため、独創的かつ優れた研究活動に対して、長年にわたり助成を行ってきました。2024年度も50名の新たな研究者が選ばれ、彼らの活動が各分野の発展にどのように寄与していくか、大きな期待が寄せられています。

 Read More

広告