2023年R-1グランプリで優勝した田津原理音の作品展「どんな人生－進－」が3月2日に代官山・MONKEY GALLERY（東京都渋谷区猿楽町12-８）で始まった。
写真は、開催日前日の3月1日に行われたプレスレビューの様子。メディアに向けたトークセッションにカメラ・写真仲間の蛙亭・イワクラも登壇して会場を盛り上げた。
R-1グランプリで特技のイラストを駆使して優勝を果たした田津原。イラストだけでなくポスターデザインや写真も得意で芸人だけでなくアーティストとしても活躍。今回の作品展は今まで撮りためてきた写真を中心にラインアップ。2023年6月に14日～7月2日に大阪Laugh & Peace Art Gallerytで開催した「どんな人生。」をさらに進化させた作品を加えて開催している。
開催を前にした3月1日にマスコミ向けに取材会を実施。展示会の概要と作品への思いを紹介。併せて4月から東京に活動拠点を移すことを正式に報告し、次へのステップに挑む気持ちを語った。
「この4月から東京吉本になり東京進出になるのですけど、これに先立ちまして大阪でも去年の6月に作品展『どんな人生。』という個展させてもらったんです。東京進出をするのでパワーアップバージョン『どんな人生－進－』というのをやることになった。内容も、（大阪では）芸人の写真が多めだったんですけど、今回は、作品性の強い風景写真とかを多めにした。この展示会に来てもらったら田津原理音がどんな作品作り出しているとか、どんなことができるのかとか、こんなのが好きなんだとかを分かってもらえるような説明書代わりになればとこのような作品展にさせてもらいました」と開催概要を話した。
大阪で田津原とともに芸を磨いていた蛙亭・イワクラも会見にゲストとして登壇。田津原とイワクラはともに写真仲間。イワクラはデジタルではなくフィルムカメラでの撮影にこだわるほどの写真好き。田津原の作品も鑑賞しており今回の作品展を楽しみにしていたという。
イワクラからタイトル「どんな人生－進－」の意味を問われた田津原は、「『どんな人生。』は「R-1グランプリ2023」で優勝が決まった瞬間に司会者から『一言どうぞ』と言われ、とっさに『どんな人生･･･』って言ったのです。（自分のような）ダメダメな人間が、R-1グランプリで優勝するなんて『どんな人生･･･』という意味で言ったけど」と経緯を話した。
田津原は、チューリップを題材にした作品「IRO-IRO（いろいろ）」と、クラゲを撮影した「FUWA-FUWA（ふわふわ）」がお気に入りで、グッズとしてカード型マグネット（550円）にしている。この作品をイワクラも高評価。「見てすぐ『いいな！』って思うインパクトがある。全部が一気にパッとわかる、それまでのスピードが速い」と作品の良さを強調。こうした作品の特徴は芸にも共通しているとイワクラ。「それはネタにも繋がっていて、お客さんを一気に引き寄せる。R-1に優勝する前に養成所でもすごくウケていた」と田津原の力量と魅力を言葉にした。
田津原理音 作品展「どんな人生、―進―」 開催概要
期間：2023年3月2日（土）～3月11日（月）
時間：10時～19時
会場：代官山・MONKEY GALLERY（東京都渋谷区猿楽町12-8）
料金：入場無料
公式HP：MONKEY GALLERY：https://monkeycafe.jp/、
LAUGH & PEACE ART：https://laugh-peaceart.com/exhibition/tadzuhararion-donnajinsei-shin/
